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2018年3月16日の記事一覧

真言宗、密祐快総監が離任=ポ語での伝道強化に尽力

来社した一行

 スザノ市の高野山真言宗南米開教区金剛寺で住職を務めていた密祐快南米開教区総監(65、兵庫)が、離任挨拶のため5日、本紙を訪れた。  15年6月に赴任し、約3年間を当地で過ごした密総監。寺院の統廃合が進められるなか、昨年には開祖弘法大師(空海)のポ語伝記の出版など、現地化による伝道強化に力を注いだ。  昨年には弟子の永田祐尊(2 ...

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持続的農業セミナー=沖縄県人会で17日

(左から)島袋会長、長井さん

 持続的な農業の発展をテーマにした「第6回持続的農業セミナー」が、17日午前9時から正午まで、ブラジル沖縄県人会館2階(Rua Dr. Tomaz de Lima, 72, Liberdade)で開催される。ポ語進行、参加無料。  農業技師の長井邦夫さんが企画、年1、2回開催されている今講演。全伯各地の農村を訪れる長井さんが「化 ...

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AOSP=文協で蘭展、本日から

 サンパウロ蘭協会(AOSP、森本ルシア会長)は「第98回AOSP蘭展」を16から18日まで、サンパウロ市文協の貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。金、土曜は午前9時から午後7時、日曜は午後6時まで。  1000から1200もの蘭が展示される。また、今年の特徴はブラジルの有名なジャーナリストや女優の名前 ...

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■訃報■山田充伸さん

 コチア青年連絡協議会、岐阜県人会、ブラジル倫理の会などで会長職を歴任した山田充伸さんが、癌のため先月19日に亡くなった。享年82。  山田さんは1936年11月23日に岐阜県郡上郡八幡町で生まれ、戦後58年にコチア青年の第1次14回生として渡伯した。ミナス州ピラポーラ団地におけるセラード開発に貢献し、69、70年にはコチア青年 ...

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銃剣とブルドーザー=米軍に美田奪われた伊佐浜移民=(3)=「犬コロのように追い払われた」

ブラジル移住後の澤岻さん家族写真

 銃剣を構えた米兵とブルドーザー、クレーン、ダンプカー、トラックが現れたのは、7月19日のまだ日の昇りきらない早朝4時半のことだった。接収は前日の18日に予定されていたので、地主の一人は「予期はしていたが未明には思わず油断していた」(『琉球新報、55年7月19日夕刊』)とコメントしている。  午前5時には農地の周囲に鉄条網を張り ...

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どこから来たの=大門千夏=(59)

 が、又ソビエト連邦に併合され、一九八九年八月、独立運動の一環として三国の人々が手をつなぎ、六〇〇㎞以上の「人間の鎖」を作った(別名「バルトの道」とも呼ばれている)。エストニア人七〇万人、ラトビア人五〇万人、リトアニア人一〇〇万人が参加したといわれている。一九九一年、ようやく三国揃って独立を果たした。  アレキサンダー氏は私を招 ...

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まさか「蚊の病気」に悩まされるとは

黄熱病の予防接種を待つ人たち(Paulo Pinto/FotosPublicas)

 コラム子が日本からサンパウロ市に越して生活を始めてもうすぐ8年になる。これまで特に生活上で大きく不安になったことはないが、ひとつだけ「こんなことが起きるとは。大丈夫か」と思わされたことがある。それが「蚊のもたらしうる病」だ▼8日、自分の携帯電話のフェイスブックを確認していたら、そこにこんなメッセージが入っていた。「23~25日 ...

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