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2018年6月20日の記事一覧

■ひとマチ点描■パウリスタ大通りの大日章旗

巨大な日の丸(Foto: Jiro Mochizuki)

 これほど巨大な日の丸が南米一の目抜き通りに出現したことは、歴史上初めてでは――日本移民の日の18日夜から翌朝まで、パウリスタ大通りにあるサンパウロ州工業連盟(Fiesp)が粋なオメナージェン(顕彰)をした。ビルの壁面全体を覆った電飾を使って日の丸の旗を映し出したのだ。  同連盟は、工業分野ではブラジルを代表する団体であり、それ ...

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歩こう友の会=花見会、来月12日

 リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)は7月8日、ピエダーデ市内にある秋末ゴウキチさん所有の桜の森で、花見会を開催する。  午前7時にリベルダーデ広場を出発する。参加費は、会員140レアル(非会員150レ)。  問合せは、歩こう友の会(11・3207・2690)、小笠原さん(同・3209・8521)まで。

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大耳小耳

 一般社団法人「日本ブラジル中央協会」(大前孝雄会長)の会報『ブラジル特報』1644号が5月に発刊された。「地方が紡ぐ日伯110周年」が特集テーマ。広島から本紙元記者の堀江剛史さんが《「移民県」広島の今》という一文を寄せた。死語化した「移民県」という言葉、一端は凍結されたが再公開された「広島市デジタル移民博物館」の顛末を振り返り ...

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ブラジル健康体操協会が式典=サンパウロ市「健康体操の日」制定=1100人以上でお祝い

盛り上がった公演の様子

 ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)が先月27日、サンパウロ市の文協大講堂にて「健康体操の日」サンパウロ市公式行事制定記念式典、及び「創立12周年記念フェスティバル」を開催した。昨年サンパウロ市議会で、公式行事に健康体操の日が制定されたのを記念して行われた。  ブラジル日本移民110周年記念行事でもあり、同日の来場者数は110 ...

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自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(3)

 一九四五年八月六日夜、原隊復帰命令が出た。候補生一行が乗車した深夜の臨時列車には、海拉爾方面からの民間人たちで満員の有様であった。不審に思って訊ねた。  =軍からの緊急避難命令で、当座に必要なものだけ持って乗車した= という。戦後、関東軍は民間人を護らないで悲惨な目に遭わしたと非難されたが、第四方面軍のようにソ連軍が侵攻する三 ...

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座談会=ここが違うぞ、日伯の法律事情=改正労働法はどんな影響が出た?=ビジネスにおける倫理と文化の違い

【司会進行】 古杉征己(ブラジルの日本人弁護士) 1974年広島県生まれ。大学卒業後まもなくの2000年に渡伯。FMU大学に通い直し、2016年在学中にOAB合格。ブラジルの弁護士資格を持つ、平成の自由渡航者。人文研理事。             深沢正雪(本紙編集長) ...

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移民の日に寄せて=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田 康夫

県連 山田会長

 笠戸丸移民に始まる日本移民の歴史も110周年を迎え、日本人の数は年を追うごとに減少しておりますが、私どもの子孫であります二世、三世、四世、五世、そして六世では成人に達した人もあり、七世も近いかと思われます。  毎年、六月十八日の『ブラジル日本移民の日』にイビラプエラのブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑で法要が行われており、ブラジ ...

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「移民の日」によせて=ブラジル日本文化福祉協会会長 呉屋 春美

文協 呉屋会長

 6月18日。毎年この日が来ると、私は決まって身の引き締まる思いがいたします。  特に今年は格別な思いで、この日を迎えました。なぜなら皆さんごも存知の通り、初めてのブラジル日本移民781名を乗せた笠戸丸がブラジルに到着してから、110年という節目の年であるためです。  この日を迎えるに当たり、まず思いを馳せるのは、全く異なった気 ...

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