5日、大統領選の世論調査で支持率2位の極右政治家、ジャイール・ボルソナロ下議が社会自由党(PSL)に移籍することが正式に決まった。だが、7日には、クリーンであることを主張する同氏に資産倍増スキャンダルが報じられるなど、同氏にとって、大統領選の年は波乱含みのはじまりとなった。6、7日付現地紙が報じている。
元軍人のボルソナロ氏は、同性愛者、女性、黒人、ユダヤ人などに対する差別主義的な発言で、ネットを中心に話題を集めており、左翼のルーラ元大統領や労働者党(PT)がラヴァ・ジャット作戦などで社会的な批判の対象になる中で、その支持率を上げていった。