連邦警察は15日、2012年のサンパウロ市長選に際し、隠し口座で収賄を行なった容疑でフェルナンド・ハダジ・サンパウロ市前市長(労働者党・PT)を起訴した。ハダジ氏は今年10月の大統領選で、ルーラ氏が出馬断念となった際の控え候補と目されており、PTには大きな痛手となりそうだ。16日付現地紙が報じている。
これは連警が昨年6月に行なったラヴァ・ジャット作戦の一環「シフラ・オクルタ作戦」の捜査結果に基づいたもの。ハダジ氏の収賄容疑捜査に特化したもので、サンパウロ市やサンカエターノ、プライア・グランデを対象に行なわれた。