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《ブラジル》17年の基礎的財政収支=赤字幅が予想より縮小=1244億レアルの赤字に=投資激減は懸念材料

アナ・パウラ・ヴェスコーヴィ国庫庁長官(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

アナ・パウラ・ヴェスコーヴィ国庫庁長官(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 昨年2017年の連邦政府の基礎的財政収支が1244億レアルの赤字だったと、国庫庁は29日に発表した。1613億レアルの赤字だった16年より赤字幅は縮小したものの、97年の統計開始以来2番目に大きな赤字額だったと30日付現地各紙が報じた。

 基礎的財政収支は、国庫、中銀、社会保障費の収支を合算したものだ。国庫、中銀だけで見ると、収支は580億レアルの黒字だが、社会保障費が単体で1824億レアルの赤字を出しており、3部門合計の収支が1244億レアルの赤字になった。

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