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《ブラジル》バスの転落事故相次ぐ=サンパウロ州とミナス・ジェライス州で2日連続

 13、14日と、ミナス・ジェライス州とサンパウロ州で相次いでバスによる小川への転落事故が起こった。13、14日付現地サイトが報じている。
 13日夜、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市マンゲイラス区で市営バスが小川に落下した。この衝撃で、乗車していた21人のうち、運転手を含む5人が死亡した。生存者の中にも頭蓋骨を骨折した少年などが存在し、予断を許さないという。
 生存者の話によると、このバスは下り坂を加速しながら下った後に小川に突っ込んでおり、事故直前に運転手が「ブレーキが利かない」と叫んだという。
 この市営バスは、305号線と呼ばれる路線を走っており、昨年10月に点検を行った際は異常がなかったという。
 また14日昼前には、サンパウロ州アメリカーナで、乗客15人を乗せたマイクロバスが濁流にのまれ、小川に転落する事故が起きた。この時間、同市では40分間で27ミリもの雨が降っており、冠水した交差点に入ったために、濁流にのまれた。
 乗客全員、救助隊によって無事に保護された。その中には妊娠8カ月の妊婦もおり、病院で検査を受けたという。

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