スイス検察庁は1日、ブラジル検察庁の依頼で、サンパウロ州高速道開発公社(DERSA)元局長で、民主社会党(PSDB)の贈収賄工作のオペレーターとみられているパウロ・ヴィエイラ・デ・ソウザ氏(通称パウロ・プレット)が、贈収賄で使ったと思しき国外の隠し口座四つに関する書類や入出金記録を集めていると発表した。2日付エスタード紙が報じている。
パウロ・プレット氏は、ジョゼ・セーラ氏がサンパウロ州知事だった2007~10年にDERSAの総裁をつとめていた。検察は、サンパウロ大都市圏を循環するロドアネルをはじめとする四つの高速道事業契約で、同氏が贈収賄工作を働いたと見ている。
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