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東西南北

 18日付エスタード紙によると、テメル大統領は10月の大統領選に再選を目指して出馬することをほのめかしたとか。最終決定は6月だが、ここまで進めてきた自分の政治を継続して行いたいということか。もっとも、支持率が10%に満たない状態では、キャンペーン中の選挙放送の時間が豊富にあるとは言っても、当選できるだけの得票確保はかなり難しいだろう。挽回のカギは、選挙時まで経済成長が持続することと、現在のリオの直接統治が、マリエーレ・フランコ氏の事件の解決も含めて、成功すること以外にない気も。中道候補の票割れを促進させる可能性もあるが、果たしてどうなるか?
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 サッカーのサンパウロ州選手権の準々決勝第1試合は、サンパウロ州4強中、パルメイラス以外の3チームが勝利を逃すという波乱のスタートとなってしまった。サンパウロはサンカエターノに、コリンチャンスはブラガンチーノに敗れ、サントスはボタフォゴSPに引き分けた。第2試合は20~22日に4強たちの本拠地で行われるが、既に点差も十分に離してあるパルメイラス以外の3チームは、ギッシリ埋まった味方のファンの前で恥をかかないようにしたい。
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 サンパウロ市インテルラゴス・サーキットでは今週末にロック・フェスティバルのロラパルーザが開催されるが、18日、ブエノス・アイレスでのアルゼンチン版の3日目が豪雨のために開催中止となってしまった。サンパウロ市の今週の天気予報は日によっては大雨の予報があり、19日昼も突然、大雨が降った。悪い連鎖がなければ良いが。

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