ホーム | ブラジル国内ニュース | 「ネイマール2世」ロドリゴ(17)=リベルタドーレス杯に続き、全国選手権開幕戦でもゴール!

「ネイマール2世」ロドリゴ(17)=リベルタドーレス杯に続き、全国選手権開幕戦でもゴール!

ロドリゴの活躍を報じるブラジルのメディア

ロドリゴの活躍を報じるブラジルのメディア

 ブラジルの国内リーグ戦、全国選手権(ブラジレイロン)が14日に開幕した。開幕ゲーム、サントス対セアラー戦で、注目の大型新人、FWロドリゴ(17・サントス)が先発し1ゴールを決める活躍で、大きな話題を呼んでいる。
 サンパウロ市のパカエンブー・スタジアムで行われ、サントスが2対0で勝利を収めたこの試合、キックオフ前から観衆の注目を最も集めていたのはロドリゴだった。
 ロドリゴは昨年11月に、プロ契約の規定年齢16歳に達したことで、全国選手権2試合に出場していたが、注目度が一気に高まったのは、今年1月開幕のサンパウロ州選手権からだ。1月に17歳になったばかりのロドリゴをチームは慎重に起用したため、出場時間も限られたが、1月25日のポンチプレッタ戦と、28日のイトゥアーノ戦で2試合連続得点を決めた。
 この活躍で一気に頭角を現したロドリゴは、3月にはサンパウロ州選手権より重要度の高い、南米クラブチーム王者を決める大会、リベルタドーレス杯でのナシオナル戦(ウルグアイ)で先発起用された。

 この日もロドリゴは序盤から高速ドリブルで敵を翻弄。後半3分にはディフェンダー2人をドリブルでかわし、堂々のリベルタドーレス杯初得点を決めた。
 ロドリゴのこのゴールは一躍スポーツニュースで取り上げられた。評論家たちの中には、ロドリゴより半年生まれが早く、今年の7月にはレアル・マドリード行きもささやかれるブラジルサッカー界のホープ、ヴィニシウス・ジュニオル(17・フラメンゴ)と比較する者もあらわれるほどだった。
 ロドリゴの快進撃はその後も続き、3月27日のサンパウロ州選手権の準決勝、パルメイラス戦でも前半40分にゴールを決めた。サントスは、もともと攻撃力に定評のあるチームで攻撃的なポジションの層は厚いが、ロドリゴは自らの活躍で、全国選手権開幕前から左ウイングでのレギュラーを確保していた。

 州選手権や大陸選手権で既に得点していたロドリゴにとって、国内主要リーグ、全国選手権での初ゴールは、1対0でリードしていた後半30分、敵陣右サイド深くに攻め込んだサシャからのゴール前へのクロスを頭で押し込んだものだった。
 サントスの同僚で、イタリアの名門ASローマやインテル・ミランでも活躍した左サイドバックのドドは、ロドリゴについて「サントスはかつてネイマールやロビーニョのような早熟の天才を生んでいるけど、ロドリゴはタイプ的にはネイマールに近い。決定力に関しては信じ難い才能があるね。右脚でも、左脚でも、ヘディングでも。全てにおいて規格外だよ。全く17歳になったばかりとは思えない」と絶賛する。
 もともとロドリゴは、11歳でスポンサー企業がつくなど、13歳でスポンサーがついたネイマールをも上回る早熟ぶりだった。だが、サントスはなるべくロドリゴが目立たないようにし、彼の同僚ユーリ・アルベルトと共に「秘密兵器」として育てていた。昨年、ヴィニシウス・ジュニオルはじめ「黄金世代」が出場したU17南米大会や、W杯にも出場しなかった。
 掌中の珠として大切に育成され、満を持してプロ・デビューしたロドリゴは、ブラジル国内での活躍への期待もさることながら、欧州名門クラブからの引き抜きの声もすぐにかかりそうだ。(3月15日付グローボエスポルテ・サイト、1月26日付テーラ・サイトより)

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》3月のW杯南米予選の代表発表=故障者以外はほぼ変わらず2017年3月4日 《ブラジル》3月のW杯南米予選の代表発表=故障者以外はほぼ変わらず  3日、ブラジル・サッカー連盟は、23日と28日に行われるワールドカップ南米予選第11節の対ウルグアイ戦と、第12節の対パラグアイ戦に出場する代表チーム(セレソン)23選手の発表を行った。  出場選手は以下の通りだ。  〈キーパー〉アリソン(ASローマ)、ウェーヴェルト […]
  • セレソン=10月のW杯南米予選メンバー発表=チアゴ・シウヴァとオスカール復帰2016年9月17日 セレソン=10月のW杯南米予選メンバー発表=チアゴ・シウヴァとオスカール復帰  サッカー、セレソンのチッチ監督は16日、10月に行われるワールドカップ南米予選第9節と10節の対ボリビア、対ベネズエラ戦に出場する選手24人の名前を発表した。  選手は以下の通りとなる。  <ゴールキーパー>アリソン(ASローマ)、アレックス・ムラーリャ( […]
  • 今、国内サッカーが熱い!2018年6月8日 今、国内サッカーが熱い!  早いもので週が明けて14日になれば、もうサッカーのW杯のロシア大会がはじまる。  そうなると、サッカー・ファンの目は当然W杯一色となる。それはこの期間中、世界のどこでも他にサッカーの公式戦をやっているところがないから当たり前といえばそれまでだ。  だが、そんな今、 […]
  • 《W杯開幕特集/座談会》セレソン6度目の優勝なるか?=ネイマール復帰戦の調子も上々=チッチ監督の采配にも注目2018年6月16日 《W杯開幕特集/座談会》セレソン6度目の優勝なるか?=ネイマール復帰戦の調子も上々=チッチ監督の采配にも注目  4年に一度のサッカーの祭典FIFAワールドカップが、いよいよ14日に始まった。世界各地域の予選を勝ち抜いた31カ国に開催国のロシアが加わり、7月15日までの一カ月をかけてサッカー世界一を決める。ロシア大会は21回目で、ブラジルは世界で唯一、全ての大会に出場し、世界最多 […]
  • サッカー王国復活への道=新世代で18年W杯優勝へ=現セレソンが無敵な真の理由2017年6月24日 サッカー王国復活への道=新世代で18年W杯優勝へ=現セレソンが無敵な真の理由  あの悪夢の「ドイツ戦1―7敗戦」も今は昔――。セレソンは雪辱を期す2018年W杯ロシア大会のための南米予選を、世界の他の国に大幅に先駆けて制覇して、3月の時点で本大会出場を確定した。昨年9月就任のチッチ新監督は就任以来、南米予選を全勝で飾ったことで「チッチ効果」とも呼 […]