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楽しい日本語学習を提案=ブラジルかわいい大使 松田明美さん講演会

CILセイランジア校で講演後、参加者全員かわいいポーズで記念撮影【日本国大使館提供写真】

CILセイランジア校で講演後、参加者全員かわいいポーズで記念撮影【日本国大使館提供写真】

 「ブラジルかわいい大使」の松田明美さんが先月28、29日、ブラジリア大学と連邦直轄区言語センター(CIL)セイランジア校にて「カワイイ文化と日本語の醍醐味」と題した講演会を行った。日本大使館、国際交流基金主催。日本文化や日本語に興味を持つ非日系人が、両日併せて200人来場し、大いに盛り上がった。

ブラジリア大学での講演後、全員で記念撮影【日本国大使館提供写真】

ブラジリア大学での講演後、全員で記念撮影【日本国大使館提供写真】

 普段は日本語講師を生業とする松田さんだけに、講演では「カワイイ文化とは何か」という説明を通して、ポップカルチャーから学べる難しくない日本語があることを分りやすく説明した。
 日本語の文章を考える時の『松田流メソッド』を紹介し、参加者たちを惹きつけた。最後はディズニー映画主題歌「ありのままで」やアニメソング等、当地でも親しまれている曲を全員で歌って踊って楽しんだ。

ニッケイ祭りのブースで「もったいない」カードゲームを行う松田明美さん

ニッケイ祭りのブースで「もったいない」カードゲームを行う松田明美さん

 講演の後には参加者から「日本語の勉強をもっと続けたい」「日本語の勉強をやめていたけど、再度チャレンジしたい」等と感想があり、松田さんも感動したという。「ブラジリアは日本語を学びたいという意欲やパワーが強い。ぜひまた行きたい」と意気込みを見せていた。


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 松田明美さんはサンパウロ市に戻ってからも、あちこちのイベントに参加。ニッケイ祭りでは舞台で歌ったり、自分のブースで日本語を交えたカードゲームで「もったいない」とは何かを楽しく知ってもらう工夫をするなど、様々な形で貢献している。9月には5回目となるイベント「MimiParty」を開催予定。世代を問わず日本語や日本文化を発信していく松田さんの活躍は今後も目を離せない。

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