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「ルーラなき後」を考えられないPTの末路は?

ルーラが収監されているクリチーバ連邦警察近くで支援キャンプをする熱烈な支持者たち(Fotos: Ricardo Stuckert)

ルーラが収監されているクリチーバ連邦警察近くで支援キャンプをする熱烈な支持者たち(Fotos: Ricardo Stuckert)

 昨年から「refem de Lula(ルーラの人質)」という言葉を、いろいろな政治評論家から聞く。最多の連邦議員を抱える労働者党(PT)が、ルーラを大統領候補にすることにこだわるあまり、他の生き残り策を考えられない様をそう表現している。ルーラは1月時点の支持率調査で35%というダントツ1位を誇った。彼の逮捕後初の調査が15日に発表されたが、それでも31%▼同じ調査で極右候補のボウロナロは17%と2位だが、ルーラ逮捕後もあまり変化がない。16日朝8時台のCBNラジオでジャーナリストのジェルソン・カマロッチは「PT幹部はルーラ逮捕への国民の反発で、ルーラ支持率がさらに上がると読んでいたが、実際は下がった」との情報を明らかにした。さらに「ルーラとボウソナロだけは2年前から実質的にプレ選挙運動を始めていた。左と右が対になってお互いを攻撃して話題を作り、相手の存在を際立たせてきたから支持率が上がった。今回ルーラが逮捕されて片割れがいなくなり、ボウソナロも勢いを失うかも」という興味深い分析を披露していた▼

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