17日、最高裁第1小法廷で、14年大統領選で次点だったアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)の収賄疑惑に関する起訴を受理するか否かの審理が行われ、賛成多数でアエシオ氏は刑事被告人となった。18日付現地紙が報じている。
アエシオ氏に対する起訴は、食品大手J&Fの社主ジョエズレイ・バチスタ被告がラヴァ・ジャット作戦で行った報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づくものだ。供述内容は昨年5月、録音証拠と共に暴露され、ブラジルに大きな衝撃を与えた。また、アエシオ氏がPSDB党首の座を追われ、と上議停職(その後復職)を命じられるもとともなった。