【既報関連】自国通貨ペソの急激な下落に見舞われているアルゼンチンが8日、国際通貨基金(IMF)に推定300億ドル以上の融資を要請したと、9、10日付ブラジル各紙が報じた。
この金額は、アルゼンチンが持っている外貨準備高の50%以上とも言われている。演説の中でマクリ大統領は、通貨危機を招いた責任はキルチネル前大統領にあると主張。あくまで自身の経済政策、ソフトランディング手法の正当性を強調した。これは「国内の経営体力の弱い産業を保護しつつ、経済成長も諦めることなく、前任者の残した負の遺産の解消を目指す」というものだ。しかしながら、マクリ大統領は「これはIMFからの融資が受けられるかどうかによる」とも語っている。