ブラジル連邦検察庁が、過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)との連携やリクルートを試みるブラジル人11人を、犯罪組織形成とテロ画策などの容疑で告発した。17日付エスタード紙が報じている。
11人中7人は昨年の10月以降、一時的に身柄を拘束されたりした。また、残りも、強制連行後の事情聴取に応じている。主犯格のウェリントン・コスタ・ド・ナシメント容疑者(46)と、ジョナタン・センチネリ・ラモス容疑者(23)の2人は、現在も、凶悪犯を収容することで知られるマット・グロッソ州のカンポ・グランデ連邦刑務所に収監中だ。後者は当初、殺人容疑でリオのバングー刑務所に収容されていたが、携帯電話で外部と連絡を取っていたことなどが判明して移送された。