連邦警察が17日、労働者党(PT)党首のグレイシ・ホフマン上院議員が、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)にまつわる汚職工作で合計88万5千レアルの収賄を行った疑いがあるとの報告書をまとめ、最高裁に提出した。また、同党所属の元官房長官ジョゼ・ジルセウ被告の控訴が連邦第4地域(TRF4)で却下され、メンサロン事件に続き、再度の服役となることが決まった。18日付現地紙が報じている。
連邦警察のリカルド・ヒロシ・イシダ捜査官によると、支払は5度にわたって行われたとされ、そのうちの4度は、グレイシ氏の夫のパウロ・ベルナルド氏が企画相だった時代に、ソフトウェア企業のコンシストから行われた。同社はLJのクスト・ブラジル作戦の捜査対象になっていた。