昨年5月に新移民法が裁可されて約1年が経過した今、ブラジル連邦政府が高技能移民を呼びこむための法案を準備していると、22日付現地サイトが報じた。
ブラジル外務省内で検討が進められている法案は、年内に公布される予定だ。外務省の移民部門高官のパウロ・サンターナ氏は、「同法案は外務省、法務省、労働省が窓口となって検討しており、年内には公布したい」と語り、「我々は、高技能移民がブラジルに移住したいと思うような法案作成に傾注している。高い技能を持つ人々は、世界中で取り合いになっている。ブラジルではこうした人々が移住したいと思うような法律が制定された事がない」と続けた。