高等選挙裁判所(TSE)は7日、SNS大手のフェイスブック(FB)に対し、大統領選候補のマリーナ・シウヴァ氏(REDE)に関するフェイクニュース(虚偽報道)について、記事の削除をはじめとし、責任を追及する内容の判決を下した。選挙関連のフェイクニュースに対する初の対策的判決となった。8日付現地紙が報じている。
マリーナ氏やREDEが問題としたのは、FB上のサイト「パルチード・アンチPT(反労働者党)」が2017年に掲載した、同氏に対する噂だ。このサイトの読者は170万人に上る。そこに、マリーナ氏が「ペトロブラス汚職に関与している」などという情報を流していたのだ。
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