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サンパウロ州保健局=黄熱病予防接種の範囲拡大=州内の死者は214人に

 サンパウロ州保健局が18日、黄熱病の予防接種の適用範囲を拡大し、ABC地区とその近郊、パライバ渓谷、サンチスタ海岸地域の190市も対象としたと18日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
 今回の措置により、サンパウロ州では全ての市が予防接種の対象となった。これらの市では原則、8年間のみ有効のワクチンが使用される。
 5月の場合、サンパウロ州内の黄熱病患者発生数はそれまでの平均より75%減少したが、州保健局は、黄熱病に罹患したサルや同病で死んだサルの死体が現在も発見されている事は、黄熱病ウイルスがまだ州内に残っている証拠だと警告している。
 州保健局が懸念するのは、7月は学校などが休みになるため、旅行したりする人が増える事だ。居住地ではウイルス感染の危険が少なくても、予防接種を受けていない人が感染地域に旅行し、ウイルスを持ち帰る可能性は否定出来ない。
 同局によれば、5月14日から6月15日にかけて感染が確認された患者は36人で、19人が死亡した。17年1月からの累計では、野生型の黄熱病の域内感染患者は561人、内214人が死亡している。
 感染者が最も多発したのはマイリポラン市(31・5%)で、アチバイア市(10・2%)がそれに続く。
 昨年7月以降に発見された黄熱病に罹患したサルは760匹。発見箇所は、サンパウロ大都市圏47%、カンピーナス地域33%となっている。
 今年に入ってから予防接種を受けた州民は750万人で、17年の740万人を超えた。2006年から16年にかけて予防接種を受けた人は700万人だった。

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