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ブラジル健康体操協会が式典=聖市「健康体操の日」制定=1100人以上でお祝い

盛り上がった公演の様子

盛り上がった公演の様子

 ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)が先月27日、聖市の文協大講堂にて「健康体操の日」サンパウロ市公式行事制定記念式典、及び「創立12周年記念フェスティバル」を開催した。昨年聖市議会で、公式行事に健康体操の日が制定されたのを記念して行われた。

 ブラジル日本移民110周年記念行事でもあり、同日の来場者数は1100人以上となった。今回は日本語学校4校の生徒も参加し、演技者900人で60の演目を披露。式典では野口泰総領事をはじめ日系団体代表による挨拶も行われ、盛大に祝われた。
 健康体操は「体しなやか、頭すっきり、心さわやか」をモットーに、高齢化社会における生活の質向上のため、明るく元気に毎日を過ごす事が予防医学につながる事を期待し普及されている。
 静岡県浜松市のNPO法人全日本健康音楽研究会(静岡大学名誉教授斎藤千代子会長)の伯支部として、伯健康体操協会で実践されている。
 午前9時半に川添博伯支部長からの「演技の失敗をおそれず、意義ある今日という日を笑って楽しみ祝いましょう」と開会の言葉で幕を開け、各グループの体操が発表された。
 午前の部最後の式典前には過去の曲の披露も。移民百周年の曲「海を渡って百周年」、中平マリコさんによる110周年記念曲「手渡された110年」、2020年の東京オリンピックへ夢をつなぐ「東京五輪音頭」という演出でプログラムが組まれ、会場は大いに沸いた。
 午前11時から記念式典が始まり、野口泰在聖日本国総領事、呉屋春美文協会長、山田康夫県連会長、野村アウレリオ聖市議、羽藤ジョルジ聖市議、池崎博文ACAL会長などが出席した。
 川添敏江会長は出席者や関係者への謝辞を述べ「移民110周年記念の年に、公式カレンダーへの制定を祝うことが出来るのは、健康体操への期待と励ましである。健康は皆で共に得るもの。福祉活動も行い、感謝の心で普及に努めたい」と今後への思いを示した。
 野口総領事は「これから伯国は高齢化社会になる。日本の健康体操で貢献することは、日系の皆様が伯国に誇れることの一つ」と賛辞を送った。健康体操の日制定に尽力した羽藤ジョルジ聖市議なども祝辞を述べた。
 日系3団体と110周年委員会への寄付贈呈が行われ、援協には当日集まった食品が寄贈された。高齢者表彰では90歳以上の22人が表彰された。最高齢はサントアンドレの高原勝弘さんの97歳。「健康体操で百歳まで元気に」という夢の実現を感じさせた。
 最後は恒例の「世界に一つだけの花」に合わせ会場全体で体操し、盛り上がりは最高潮に達した。午後も各グループによる演技が和気あいあいと進められ、最後は中平マリコさんの「イぺ音頭」で締めくくられた。

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