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JETRO、生活雑貨展示会=県人会から母県企業に呼びかけて

来社した辻本さんと大久保所長

来社した辻本さんと大久保所長

 JETROサンパウロ事務所(大久保敦所長)は、10月に日本の生活雑貨や伝統産品の展示会を開催するにあたり、出店企業を募集中だ。南米市場への販路開拓を目指す中小企業が対象で、県人会に母県企業に応募を呼びかけるよう依頼している。
 日本の生活雑貨や伝統産品はデザイン・機能が優れた製品が評価され、すでに欧米を中心に始まっている。ジェトロは中南米市場をアピールし、新規参入・販路拡大を目指す企業を支援する。
 10月3~5日にジャパン・ハウス内で開催される展示会に出品希望の企業を募集中だ。日用品、伝統工芸品などを製造販売する日本の中小企業、もしくは進出日系中小企業が対象。展示会の概要や募集要項をHP(https://www.jetro.go.jp/events/faa/649bee472820a51e.html)で公開している。応募締め切りは日本時間で29日午後11時59分まで。
 ジェトロがバイヤーを呼び込んで、企業の商品サンプルを使って商談を代行する。成約後の輸入サービスや、他の南米諸国への展開などもフォロー。ブースの施工費やカタログ制作費などの出品費用はかからない。
 展示会は5年目を迎え、前回は高い技術を生かした調理器具やインテリア品などが出品された。すでに当地販売が始まった商品もあるという。
 今回は県人会に母県企業に応募を呼びかけるよう依頼。同事務所の辻本希世さんは「県人会は母県と接点を多く持っている。ブラジル進出を検討している企業があったら、ぜひ展示会のことを知らせて」と話した。
 すでに募集を締め切っているが、7月20日から22日にサンパウロEXPOで開催される県連日本祭りでは、日本の食品の展示会を行う。日本食の魅力をアピールするとともに、ブラジル消費者の嗜好の調査、売り込みをする予定だ。


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 JETORの山本祐也さんは県連日本祭りでの展示会について、「輸送ルートの確保に苦労している」と話した。サンプル品の到着が間に合わない可能性や、国際輸送会社を介しての酒類の持ち込みに規制があることから試行錯誤。「移民110周年式に参加する県からの慶祝団の方に、手荷物で持ってきてもらうなど協力を仰いでいる」とも。食品と生活雑貨の展示会は継続して行う予定だとか。快進撃を続けるダイソーに続く企業は現れるか?

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