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《ブラジル》連邦高等裁が州知事の法的特権を制限=最高裁判決の影響を受け

 ブラジル高等裁判所(STJ)特別法廷は20日、「州知事と各州の会計監査局監査官は、いかなる場合も(地裁などに送られることなく)STJでのみ裁かれる」との法的特権(FP)の適用条件を狭め、「州知事と各州会計監査局監査官は、任期中に犯した、職責と関わりのある犯罪に対する嫌疑でのみ、STJで裁かれる」と決定したと、21日付現地紙が報じた。
 5月16日にマウロ・キャンベル判事が、ある会計監査局監査官の裁判で、「被疑者が連邦直轄区議会議員時代だったときの嫌疑で、一審担当裁判所扱いが妥当では?」との意義申し立てを行ったことで、このテーマに関するSTJでの議論が始まった。20日の決定により、その裁判も一審裁行きが決まった。

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