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中国のブラジル投資=15年半で総額540億ドル=9割が企業買収、新規は1割=エネルギー部門に全体の半分

サンパウロ市で行われた、中国の新年「春節」を祝う行事(参考画像・Rovena Rosa/Agencia Brasil)

サンパウロ市で行われた、中国の新年「春節」を祝う行事(参考画像・Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 2003年のルーラ労働者党(PT)政権発足から今年6月までの15年半で、中国からブラジルに投入された総額540億ドルの投資の内、新規プロジェクトへの投資は11%に過ぎなかった事がわかった。17日付ブラジル現地紙が報じている。
 540億ドルの内、新規プロジェクトへの投資は60億ドル(11・1%)のみで、残る480億ドル(88・9%)は、〃ブラウンフィールド(BF)投資〃と呼ばれる手法だった。これは、現地の企業を買収する事で、既存の設備や従業員、顧客を利用する投資方式だ。

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