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ブラジル連邦政府=公的銀行に20億レアル注入=バーゼル合意遵守のため

今年4月にCaixa総裁に就任した、ネルソン・アントニオ・デ・ソウザ氏(中央・Antonio Cruz/Agencia Brasil)

今年4月にCaixa総裁に就任した、ネルソン・アントニオ・デ・ソウザ氏(中央・Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 ブラジル連邦政府は国内の公的銀行、連邦貯蓄銀行(Caixa)の自己資本比率を高めるため、年末までにおよそ20億レアルを投入すると、20日付現地紙が報じた。
 これは、「銀行は信用危機に備えて自己資本比率を高めなくてはならない」とするバーゼル合意を守るために行われる。Caixaは昨年、過去最大の125億レアルの利益(16年の利益41億レアルのおよそ3倍)を計上したが、国内法に基づき、利益の25%を国庫庁に差し出していた。

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