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記事には書けなかったこぼれ話や、社内で起きた日々の出来事を、編集部員が週1回程度、リレー形式で書くコーナーです。

杉山重光=ブラジルの日本人ギター職人を訪ねる=50年間の集大成へ向かう

 「日本人のギター職人がいるんだよ。会ってみれば」。そう唐突に先輩記者に教えられ、興味が涌いてコンタクトを取り、サンパウロ市内の工房までお邪魔した。 事前に名前を日本語で調べても資料はほぼない。ただポルトガル語で調べると山程記事が出てくる。「ヴィオロン・スギヤマ(Violão Sugiyama)」の職人、杉山重光さんはブラジル音 ...

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愛するコリンチャンスの優勝を見届けに=リオデジャネイロ珍道中

 「サンパウロFCのゴール!」「まただ! サンパウロFCのゴール!」――。11月19日夜、ヴァスコ・ダ・ガマ(ヴァスコ)対コリンチャンスの行われたリオのサンジャヌアリオ競技場の記者席では、他会場で2位アトレチコがサンパウロFC相手に敗色濃厚な様子を知らせる叫び声が響いていた。  ブラジル選手権大会で、4年ぶり6度目の優勝を目指す ...

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なぜブラジルで本格派演歌歌手が誕生したのか!?

エドアルドさんから本紙に送られたデビューCD

 今回の編集部ブログでは、活躍が期待されるブラジル人演歌歌手を紹介します。  みなさんは、ブラジルに多くの日系人が住んでいることを御存知でしょうか?  ブラジルにはたくさんの日本人移民が来た過去があります。これは単なる移住ではなく、国策としての「殖民」と呼ばれるもの。  古くは1908年、笠戸丸という移民船でブラジルに渡った78 ...

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ブラジルでベジタリアンのススメ!

サンパウロ市内にあるベジタリアン向け食べ放題レストラン(約30レアル=約1200円)の様子

 今回のブログ子「幸」は、ベジタリアン歴8年です。「なぜ私がベジタリアンになったか」という説明は、あまりに長くなるので、いずれまたの機会に。とにかく日本では、ベジタリアンなんて希少人種に属します。まるで絶滅危惧種か天然記念物を見るかのような扱いをされるし、さらには「かわいそうに」とか「何でもちゃんと食べなくちゃダメでしょう!」と ...

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漫画を突破口にブラジルでの将棋文化普及はなるか(後編)

 日系移民の高齢化が進み、次世代への日本文化継承が急務とされる昨今、ブログ子の愛好する将棋文化もまた消滅の危機に瀕していた。  「囲碁漫画の『ヒカルの碁』が翻訳出版され、囲碁人口が増えたように、将棋漫画が出版されれば将棋人口も増えるのではないだろうか…」と思いついたブログ子は、将棋文化普及の糸口を探しに、2001年の事業開始から ...

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漫画を突破口に、ブラジルでの将棋文化普及はなるか(前編)

 日本移民の高齢化が進み、次世代への日本文化継承が急務とされる昨今、ブログ子の愛好する将棋文化もまた消滅の危機に瀕していた。  「囲碁漫画の『ヒカルの碁』が翻訳出版され、囲碁人口が増えたように、将棋漫画が出版されれば将棋人口も増えるのではないだろうか…」と思いついたブログ子は、将棋文化普及の糸口を探しに、2001年の事業開始から ...

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岩手県人会の親睦旅行で=ブラジル最古の街カナネイアへ

 ブラジル岩手県人会の招待で、11月14~16日にサンパウロ州カナネイアへの親睦旅行に出かけました。世界的観光地イグアスへ行った別記者とは違い非常に渋いチョイスです。サンパウロから南へ300キロ弱。初日深夜に市内を出発しバスに揺られること6時間ほどで到着しました。  バスから降り日系家族が経営するホテルへチェックイン。  NHK ...

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コリンチャンスに魅き寄せられて来てみたら・・・(Kimio Ido)

ゲレーロ選手と握手する私

 ブラジルの地を踏んで早5カ月、弊社で翻訳担当として働き始めて2カ月が過ぎました。サンパウロのサッカーチーム、コリンチャンスが大好きで移り住んできてしまった井戸です。 前回のブログ更新から、今までになんと2回も、ブラジルのテレビの取材を受けてしまいました。 事の始まりはこうです。サッカー観戦仲間の友達に、「コリンチャンスのために ...

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イグアスの滝を初訪問

 アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大の滝、イグアスの滝に行ってきました。  観光はついでで、本来の目的はビザ取得。滝の近くにいくつかブラジル領事館があります。私はアルゼンチン側の領事館に行きました。  国境超える時は代行業者がパスポートを持っていって、一人で手続きしてくれました。ビザの持ち主と違っていたって、バレないという ...

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移民を唄ったブラジルの琉球民謡

おごそかに「かぎやで風節」を奏でる教師と師範ら

 「民謡」というと、どちらかというと〃過去の音楽〃という印象が強かったが、9月28日にサンパウロ市の沖縄県人会会館で開催された琉球民謡保存会ブラジル支部の「民謡の祭典」では、〃生きている音楽〃だと肌身で感じられた。当地で作詞作曲された名曲が歌い継がれていたからだ。その時の様子を幾つかの映像で紹介したい。 例えばカンピーナス城間グ ...

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