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刊行

『のうそん』

 『のうそん』9月号が発行された。 旅行「『永田祭り』に招かれて」(永田美知子)、随筆「ワールドカップ惨敗記」(増田二郎)、随筆「富士を見る」(佐瀬妙子)、随筆「思い出」(井口原道子)、紹介「永六輔著『大往生』」、俳句「のうそん俳壇」(樋口玄海児)、小説「小波の彼方⑥」(松村まさゆき)、小説「白い奔流⑥」(松尾祐至)ほか。 問い ...

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「ふろんていら」

 詩歌サロン「ふろんていら」第39号が刊行された。俳句、川柳、短章、短歌、詩の5部構成。俳句から3句「正座して新年喪中の飯を食う」(津野丘陽)「今朝も又届かぬ新聞春寒し」(富岡絹子)「突っ張って生きる人生アマリリス」(須賀吐句志)ほか。

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刊行=『汎アマゾニア日伯協会55周年史』=堤元事務局長、渾身の一冊

堤剛太さん

 「やはり歴史はきちんと残さなければ。アマゾン地域の全ての移住地に関する詳細な移住史をー」。べレン在住の堤剛太さん(66、宮崎県出身)は、いつもの飄々とした語り口を封じ、そう力を込める。 移民85周年式典でランサメントが行われた『汎アマゾニア日伯協会創立55周年記念誌』の執筆を終えたばかり。昨年同協会の事務局長を退任した後は、東 ...

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真宗大谷派=南米開教区が記念誌刊行=60年史を日ポ両語で

 2012年に南米開教60周年を迎えた真宗大谷派南米開教区が、このほど記念誌『写真で綴る―真宗大谷派南米開教60年の歩み』(254頁、A4版)を刊行した。 1952年、宗祖親鸞聖人が顕かにした浄土真宗を伝えるべく、同派の布教・教化活動が南米でも始まった。同誌には日本移民の興りから現在に至るまでの主な出来事が、豊富な写真(セピア色 ...

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『蜂鳥』

 句集『蜂鳥』320号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句「お別れの握手する手の冷たさよ」(川上淳子)「朝のパンほんのり焦がし燕くる」(那須千草)「無骨なる無言の握手移住祭」(平間浩二)、特別作品「春の人」(間部よし乃)、「珠芽の呟き」(若林敦子)、旅吟「バンクーバー」(篠崎路子)、「添削コーナー」(広田ユキ)ほか。

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勝ち負け小説『イッペーの花』=元サ紙記者紺谷さんが上梓=ニセ宮や桜組挺身隊に焦点

表紙

 「アンタには、宮様の血が流れとるがやちゃ」――子供の頃、おばあさんのつぶやいたそんな一言が心の奥底にひっかかっていた達也(主人公)は、彼女の死に直面した機会に、自らのルーツを確かめにブラジルを訪れる。そんな不思議な場面から始まる小説『イッペーの花』を、元サンパウロ新聞記者で、現在札幌在住のジャーナリスト紺谷充彦さん(49、富山 ...

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ピンドラーマ、9月号

 コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』9月号が発刊された。 「各国移民レポート ギリシャ編」「ブラジル地方ライフ 郷土食編」「陰謀説も渦巻く航空機墜落事故」など。サッカー、グルメといった毎月のコーナーも掲載。 問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。

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諸川有朋さん著『日本人の特質』=後世に伝えたい生活文化

 ブラジル日本語センターの諸川有朋副理事長が、日本語学習者や日本に関心のある非日系向けに、日本人の文化や習慣をまとめた短本『日本人の特質』(ポ語)を刊行した。同センター後援。 諸川さんは「日系人約160万人の内、日語学習者は2万人ほどと見ている。世代交代が進み日本離れは顕著」と現状を捉え、「日本の良き習慣を後世に正しく伝えなけれ ...

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『朝蔭』 8月号

 『朝蔭』8月号(第418号)が発行された。 巻頭「句帳」(念腹、その一句「地を叩く鞭の先より蝿生る」)、「雑詠 寿和選」その3句「大空へ香気放ちて梅の花」(纐纈俊夫)、「秋蝶や歩くことなく過ぎし日々」(佐藤美恵子)、「語り部も年毎減りて原爆忌」(重川房子)、「解釈に戸惑う日本語」(秋村蒼一郎)、「弟の思い出」(寺尾芳子)、「句 ...

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野村流音楽協会=60周年記念誌を刊行=「今までで最高の一冊」

 沖縄の古典音楽の継承・普及を図る野村流音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)が、このほど6冊目の記念誌となる『創立60周年記念誌』(A4版、60頁、日ポ両語)を刊行した。 1923年に創立した同流派は、沖縄県内に40余支部3千余人、ハワイ、北南米の各支部をあわせると5千人以上の会員を擁する。1954年、当時の協会会長・池宮喜輝 ...

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