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文芸

松井太郎『遠い声』刊行=好評受け日本で2冊目=「ある移民の生涯」等収録

ニッケイ新聞 2012年8月28日付け  コロニアを代表する作家の一人、松井太郎さん(94、神戸市)=サンパウロ市在住=の小説選集の二冊目『遠い声』(西成彦・細川周平編、松籟社しょうらいしゃ)が7月20日に日本で刊行された。コロニア作家の選集が日本で出版されること自体ごく珍しい。2010年に刊行された一冊目『うつろ舟』(同)は「 ...

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朝蔭、8月号

ニッケイ新聞 2012年8月28日付け  『朝蔭』8月号(第394号)が刊行された。巻頭「句帳 念腹」、その一句「長生きの亀脚立てし日永かな」、「雑詠 寿和選」から三句「寒き日は湯気の立つもの喜ばれ」(田口やよい)、「母の日や母はきびしく優しかり」(有田キヨメ)、「叱る者居らず夜長のドラマ聞く」(丸山和子)ほか。

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刊行物=『ブラジル日系文学』

ニッケイ新聞 2012年8月22日付け  『ブラジル日系文学』第41号が発行された。  「ふしぎな商談」(西まさる)「五千年前の海面上昇」(奥山幸太郎)「体内時計」(伊野みさ)など小説、随筆、詩歌、エッセイのほか、ブラジル民話や第30回武本文学賞応募規定、2012年3月末に本紙で連載した座談会「文化形成を語る〜旧宗主国と外国移民 ...

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7年越しの大作が完成!=『アリアンサ移住地創設八十周年』=8月初旬にいよいよ刊行

ニッケイ新聞 2012年7月26日付け  サンパウロ州ミランドポリス市にあるアリアンサ移住地における80年の歴史をまとめた『アリアンサ移住地創設八十周年』が8月初旬に刊行される。同移住地80周年委員会(嶋崎正夫委員長)が編纂した。約350頁、初刷は500部(一般販売向けは約200部)。  1924(大正13)年に米国が排日移民法 ...

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『朝蔭』7月号

ニッケイ新聞 2012年7月25日付け  『朝蔭』7月号(第393号)が発刊された。 巻頭「句帳」(念腹、その一句「移民来ぬ日本船の貨物かな」)、「雑詠」(寿和選、その3句「母の日や一族揃ひて六十人」(丸山和子)、「孫好む色それぞれや毛糸編む」(溝口かおる)、「かなかなや早く帰れとせきたてる」(原口貴美子))、「マァちゃん」(佐 ...

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刊行=「二世の人生知って」=畠山さん著『アリアンサ古里』

ニッケイ新聞 2012年7月24日付け  畠山富士男さん(69、二世)が自伝『アリアンサ古里—Minha Terra Natal』(247頁、30レアル)を刊行するにあたり、31日午後7時から喫茶「コーヒー」(Rua da Gloria, 326, Liberdade)で出版記念会を行なう。入場無料。  サンパウロ州ミランドポリ ...

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出版『パタゴニアの大氷河を往く』=バウルー酒井さん、3冊目を上梓

ニッケイ新聞 2012年7月14日付け  コロニア歌人で本紙投稿欄「ぷらっさ」の常連でもある酒井祥造さん(85、北海道)=バウルー在住=が著書『パタゴニアの大氷河を往く—五州をめぐる旅・短歌・長歌』(268頁)を刊行した。  『訪日の旅〜沸く喜びを歌に詠みつつ』、『歌と共に歩く』に続く旅行記の第3作目。パタゴニアへの訪問と、サン ...

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『椰子樹』6月号

ニッケイ新聞 2012年7月14日付け  『椰子樹』6月号(第353号)が発行された。「雑草」(川上淳子、その一首「大空はこよなく澄みて冴え返る孫とさがしぬ北斗七星」)、「秋」(浦野マルガリーダ、その一首「久しぶりペンをにぎりて歌作り楽しき日なり秋のしずけさ」)、「わが愛する歌人(5)松倉米吉」(田井安曇)ほか。

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刊行物『蜂鳥』307号

ニッケイ新聞 2012年7月13日付け  『蜂鳥』307号が刊行された。  「蜂鳥集 久子選」より3句「しゃっきりと生きて卆寿の友の秋」(西朋子)「わさび添え山トロとしゃれアバカッテ」(宇都宮妙子)「試歩の杖触るれば弾け鳳仙花」(赤木まさ子)、「自註シリーズ『相聞歌』3」(富重かずま)、「ワシントン旅行吟」(林とみ代)、ほか。

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ピンドラーマ、7月号

ニッケイ新聞 2012年7月12日付け  コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』7月号が発行された。  サッカーブラジル代表の過去の名選手を取り上げる「クラッキ列伝」では、4回のW杯に出場した元主将のカフー選手を紹介。その他、音楽、経済、グルメなど毎月のコーナーも掲載。  問い合わせは同出版社(11・3277・4121) ...

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