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特別寄稿

米朝首脳会談は6月12日=会場シンガポールはどんな国=聖市在住 橘かおる

シンガポール。マーライオンを前景としたセントラル地区のダウンタウン・コア(By ペウゲオト、from Wikimedia Commons)

 世界が注目していた米国トランプ大統領と北朝鮮金委員長の史上初の会談が、6月12日シンガポールで行われると発表されました。  この米朝平和路線の前触れの様に、北朝鮮は拘留していた3人の米国人を解放しましたし、また同国豊渓里にある核開発関連設備の廃棄を今月中に公開実施すると発表しています。この会談が成功すれば朝鮮半島を中心とする東 ...

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出来るか! 統一朝鮮国=核兵器捨て、平和条約結ぶ?=日本も北復興に一肌脱いだら=聖市在住 橘かおる

和解の握手をする韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩最高指導者(Corpo de Imprensa da Cúpula Inter-Coreana)

 「我々は全米のどの地点へでも到達可能な弾道弾ミサイルを持っている」――北朝鮮の金委員長が誇示しました。すると、「何を小癪な鼻ったれが。その気になればお前の施設などはいつでもぶっ壊せるぞ」と強面のトランプさんが応えました。  マスコミ(新聞、TVなど)の報道でしか状況が分からない一般市民は、「ヒエー、こりゃ大変だ! ミサイル弾の ...

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米州首脳会議の隠れた中心議題=懸念される米中貿易戦争の影響=パラグァイ在住 坂本邦雄

米州首脳会議の様子(Foto: Juan Manuel Herrera/OAS)

 リマ市発、アンドレス・オッペンハイマー記者の記事によれば、今回の南北アメリカ首脳会議で関心をひいた一つのテーマは、特に議題には無かったが、各国首脳間の内談で、アメリカと中国の貿易戦争が、地域に与え得る影響の問題が取り上げられ、盛んに議論された事だった。  ラ米諸国の高官、ビジネスリーダーやエコノミスト等によると、トランプ大統領 ...

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パ国大統領選で「マリト」当選=初の女性大統領も誕生か?=パラグァイ在住 坂本邦雄

ストロエスネル長期独裁政権以降の歴代大統領(ウィキペディア)

 4月22日(日)には、1989年のストロエスネル長期独裁政権崩壊後、7回目に当たる全国総選挙が一斉に行われた。即日投開票の結果、赤党コロラド反体制派のマリオ・アブド・ベニテス氏(Mario Abdo Benitez=愛称「マリト」)が、「勝利の同盟」のエフライン・アレグレ氏(Efrain Alegre)リベラル青党首を、デモク ...

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黄熱病ワクチンの正しい知識=サンパウロ総合大学医学部感染症学教授 アルツール・チメルマン博士

黄熱病のワクチン(Foto Rovena Rosa/Agencia Brasil)

(※デング熱とアルボウイルス・ブラジル協会の会長)  黄熱病ワクチンによる副作用を恐れ、接種を拒んでいる夫を持つ聖市在住の日系人女性から、「医学的見地からワクチンの効能と副作用に関する正しい認識を広めるため、本稿を掲載して欲しい」との依頼があった。この文章は、サンパウロ総合大学医学部感染症学教授のアルツール・チメルマン博士にその ...

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高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=聖市在住 毛利律子=(5)=健康で長生きする性格とは

笑顔の高齢女性(フリー写真素材【写真AC】)

 日本では2000年から2004年のゴールドプラン21で、認知症高齢者グループホームが急速に普及していった。グループホームを含む介護老人福祉施設(特養老人ホーム)の入所者の97・2%が認知症患者である。  そこには自ら選んで入所する者、あるいは、親を棄てるつもりはないが、介護はできないと割り切って新たな介護集団に最期を任せる家族 ...

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高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=聖市在住 毛利律子=(4)=小説になった家庭内介護の実態

DVD映画『恍惚の人』(豊田四郎監督、東宝、森繁久彌出演、高峰秀子出演)

 「認知症」という言葉がいつごろから使われ始めたかと言うと、2004年からである。  それまでは「ボケ、あるいは痴呆症」と言っていた。症状は「知能が後天的に低下した状態」で、「知能」「記憶」「見当識」を含む認知障害や「人格変化」などを伴った症候群である。人間以外の犬やネコでも発症するという。  「痴呆症」と言っていた当時は、別の ...

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高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=聖市在住 毛利律子=(3)=アルツハイマー病の特徴

通常の老人の脳(左)とアルツハイマー型認知症患者の脳(右)。アルツハイマー型認知症では大脳皮質、海馬の萎縮、および脳室の拡大が見られるようになる(By derivative work: Garrondo [Public domain], via Wikimedia Commons)

 「アルツハイマーアソシエーション」というインターネット・サイトがある。そこでは病状について、明瞭かつ詳細な情報を発信しているが、便宜上、そのサイトから次のように要点を引いてみた。  実際に画像とともに解説を見たいと思われる方は、「アルツハイマーアソシエーション・日本語版」と検索すると容易にアクセスできる。   《1》 ◎原因お ...

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トランプが米州首脳会議欠席=ラ米地域への侮蔑・軽視の愚=パラグァイ 坂本邦雄

米州首脳会議の主要参加メンバー(Foto: Clauber Cleber Caetano/PR)

 アメリカのトランプさんには困ったものだ。新年4日付の本紙に『ラ米で地歩を固める中国、「呪いの壁」で助けるトランプ』の寄稿で、4月に予定の南北アメリカ首脳会議に、同氏はアメリカ大統領として初めて欠席する傾向にある事に触れた。  しかし、暫くしてトランプさんは翻意し、同会議に参加する報道があり、ヤレヤレと安心していたところ、また二 ...

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高齢化社会で始まった「長すぎる老後」への挑戦=聖市在住 毛利律子=(2)=「脳」が壊れる

アロイス・アルツハイマー博士(Images from the History of Medicine (NLM)[Public domain], via Wikimedia Commons)

 人間の一生を支配する中枢器官は、その重さわずか1キロ強(1・2キロから1・5キロ)の「脳」である。  人間に発達している大脳皮質は、ヒトが人たる所以を発揮する器官であり、その大きさは頭の中の80%を占めている。  心臓の鼓動1回につき、約20~25%の血液が頭部に送られ,脳細胞は血液が送り込む栄養分と酸素のうち少なくとも20% ...

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