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樹海

大学への司法介入とメディアへの検閲問題

 10月31日と今月8日に、表現の自由や言論の自由、知る権利や知らせる義務に関する判決が出た▼10月のは、統一選の決戦投票前に大学内で起きた、思想的に偏ったと見られる活動への司法介入後、大学運営への司法介入や警察導入を禁じた暫定令を最高裁が承認した事だ。同裁は民主主義における多様性の重要性や表現の自由を擁護し、授業内容を査察する ...

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「隠れ移民大国」日本は、キチンとした移住政策をとるべき

技能実習生の失踪者数の推移(法務省史料)。こんな数字は、海外在住日本人、日系人にとって世界への恥さらし以外の何者でもない

 『文藝春秋』11月号には《安部政権最大の失政/亡国の「移民政策」》という刺激的な特集が40ページも組まれている。これを読んで驚いたが、実は日本は「隠れ移民大国」だった。  《現在、日本で暮らす外国人数は、約二百五十六万人(二〇一七年末時点。法務省の在留外国人統計)。また「一年以上外国に居住している人」を移民とする経済協力開発機 ...

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極右を「正義」にしてしまった二人の張本人

モロ氏(右)とボウソナロ氏(José Cruz/Agência Brasil)

モロ氏(右)とボウソナロ氏(José Cruz/Agência Brasil)  「伯国の“極右”観が他の国と比べてきわめて特殊だ」ということを、コラム子は2日付の当コラムで書いた。そのときは「極右に対しての危機感の欠如」を指摘したが今度は、極右を「正義」だとさえ思っている人が少なくないことを指摘しよう▼「差別主義者的な言動をし ...

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言葉を発する前のためらいや熟慮は?

 NHKの番組で先日、中高年の男性が「オヤジギャグ」を言うのは、50代をピークに「連合記憶」が活性化する一方で前頭葉の働きが落ち、節制が利かなくなるからと語っていた▼言語学をかじっただけに、「連合記憶」や前頭葉という言葉が懐かしくて聞いていると、年齢や経験を重ねる事で一つの言葉から連想できる物や言葉が増える事と、周りが何と思うか ...

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ホーロー鍋からピラルクーへ、頼もしい60歳

17キロぐらいの成魚を見せる江尻さん(右)

 ビニールハウスのような養殖場に入ると、一瞬息が詰まるぐらいムッとし、眼鏡とカメラのレンズが曇った。きけば内部温度は37度以上に保たれているという。  ここは江尻龍之介さん(60、愛知県)が経営するピラルクー養殖場だ。サンパウロ市から南西に127キロのミラカツー市にある。  ピラルクーといえば巨大なアロワナで、アマゾン河の魚市場 ...

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結局は「お花畑」が招いた極右政権なのか?

ボウソナロ氏とレジーナ(@jairbolsonaro)

ボウソナロ氏とレジーナ(@jairbolsonaro)  10月28日にジャイール・ボウソナロ氏が伯国大統領に当選したことに関し、国外と伯国内での温度差のあまりの違いを感じざるを得ない状況となっている▼欧米のメディアは同氏が行って来た女性やLGBT、黒人への差別や銃自由化、政敵への過剰な攻撃ぶりを報道し「民主主義の危機」を報じて ...

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多様性の大切さをもっと大学で学ぶべき

労働者党員や黒人への脅迫などを行った学生の受講停止を報じた記事の一部(写真は法学部学生の発言を知り、抗議するマッケンジー大学の学生達)

労働者党員や黒人への脅迫などを行った学生の受講停止を報じた記事の一部(写真は法学部学生の発言を知り、抗議するマッケンジー大学の学生達)  26日夜、退社前に主なネット記事に目を走らせていて、ある記事のタイトルに驚愕。何が起きたのかと調べ始めたら、帰れなくなった▼その記事は大学への司法介入に関するもので、10月30日付弊社サイトで ...

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〃時代の振り子〃が右に振れ始めた!=テクノロジーの進歩で生まれた民主主義の隙突く=デジタル空間のクーデターか

「時代の振り子」は右へ、左へ(By Zatonyi Sandor, from Wikimedia Commons)

「時代の振り子」は右へ、左へ(By Zatonyi Sandor, from Wikimedia Commons)  今年、リベルダーデで一番賑やかだった街頭の打ち上げ花火は、サッカーW杯ではなく、ジャイール・ボウソナロの当選だった。  半年前、支持率トップでありながらも、大半の国民からは「どうせ本命ではない」と期待を込めて思わ ...

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今のブラジルを思うとゾッとする、昭和の名コラム

山本夏彦コラム傑作選

山本夏彦コラム傑作選  「汚職は国を滅ぼさないが、正義は時に国を滅ぼす」という、日本では比較的有名な言葉がある。その言葉の主は「昭和の名コラムニスト」と呼ばれた山本夏彦氏(1915~2002年)だ▼この言葉は、正確には同氏が1980年に書いた「汚職で国は滅びなない」と83年の「正義は時に国を滅ぼす」を合わせたものだが、論旨そのも ...

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これまでになく怖い選挙

 統一選の決選投票を前に、かつて見た事のない類の情報が行きかっている▼その一つは弊紙も報じた、大統領候補のジャイール・ボウソナロ氏の息子のエドゥアルド下議が、「最高裁を閉鎖するには伍長と兵士だけでよい」と語ったものだ。ボウソナロ氏自身も同時期(6、7月)、「最高裁判事達は汚職を正当化している」「判事数を21に増やす」などと語って ...

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