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樹海

デング熱やジカ熱流行の危険性は?

 ブラジル保健省が28日、全国の自治体のネッタイシマカの生息実態調査の結果を発表した▼データが集まった3946市の大半は、10月~11月半ばの調査で、蚊の幼虫(ぼうふら)が見つかった家屋が1%未満だった。だが、1~3・9%台の市は1139、4%以上の市も357あった。今年からはデータ提出が義務付けられ、本来なら全市の数字が出揃っ ...

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2025年万博の大阪誘致に賛同を

会場のイメージ。大阪市臨海部の夢洲〈出典:ビッド・ドシエ(立候補申請文書)経済産業省作成〉

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万国博覧会を、2025年に大阪市で開催するため、「2025日本万国博覧会」誘致委員会(会長=榊原定征経団連会長)が中心となって、誘致活動を精力的に展開している。ぜひとも日本開催に向け、ブラジルからも一肌脱いで協力したい。  ブラジルでは労働者党(PT)政権がサッカーW杯、リオ五輪と ...

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突然の停電、あふれる気魄

奇しくも停電により、一番の見せ場となった

 「30年間、吟剣詩舞をやってきたなかで、こんなことは初めてだった」――。第32回祥こう流吟剣詩舞道大会。午前中の公演が山場にさしかかり、折しも森下祥星理事長(本名=和代、77、熊本県)が舞台を舞う最中、突然ブレーカーが落ちた。一瞬にして会場全体が漆黒の闇に包まれた▼若手伯人による鬼気迫る剣舞の直後とあって、食い入るように見つめ ...

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ブラジルの人種差別、実際のところ

タイース・アラウージョ(右、Pedro Moraes/GOVBA)

 先日20日、サンパウロ市をはじめ、一部自治体では「黒人の意識高揚の日」ということで祝日だった。毎年この日に、黒人に対する差別問題について深く考えることを促すのを主な目的としたもので、マスコミもこの日に向けて問題提起を投げかけている▼だが、マスコミが問題を投げかける以前に、今年の場合はひとつの悶着があった。黒人女優タイース・アラ ...

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コーヒー豆のカスからバイオディーゼル

 ニュースを流しながら家事をやっていたら、英国ロンドンで、コーヒー豆のカスから抽出した油を使ったバイオディーゼルが2階建てバスの燃料に加えられるとの報道があった▼英国は紅茶のイメージが強いが、ロンドン市民が飲むコーヒーは1日平均2・3杯。単純計算では年間20万トンの豆カスが出るという。ゴミ廃棄場に送られた豆カスはメタンガスや二酸 ...

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ブラジル日本移民史の快挙=サントス強制立退き証言の掲載

挨拶する宮城あきら移民塾代表

 《私の一番の苦しい想い出は、姉があの事件のショックで恐怖症を患い、生涯、精神障害で苦しんだことです》――沖縄県人移民塾同人誌『群星(むりぶし)』第3号145頁には、そんな生々しい言葉がおどる。  「あの事件」とは、1943年7月8日、ブラジル政府の命令により24時間以内にサントスから日本移民6500人を中心とする枢軸国移民が強 ...

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「本当のヴェシャーメ」に陥らないために

W杯予選でまさかの敗退のイタリア代表(Svenskfotboll)

 13日、サッカーのW杯の欧州予選でイタリアがまさかの予選敗退を喫し、世界中のサッカー・ファンに衝撃を与えた▼今回のW杯はイタリアのみならず、オランダやチリといった、「まさかこの国が」と言われる競合国が続々と予選落ちする現象が起きている。こうした、「本来起きてはならぬ恥」のことを伯国では「ヴェシャーメ」と呼ぶが、まさにそれが起き ...

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日本で無国籍者として13年過ごした日系三世

快に笑う梅本グレンさん

 「僕は日本で無国籍者として13年間を過ごした」――5日、サンパウロ市内のホテルで開催された「ブラジル倫理法人の会」設立式典後の祝賀昼食会で、偶然隣り合わせた北米の日系三世から、そんな衝撃的な一言を聞いた。  「父がノーノー・ボーイだったんですよ。僕もツールレイク強制収容所で1944年に生まれた。それで父も僕も米国籍を剥奪され、 ...

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国際平和のために24人も殉死したブラジル軍

国連軍のキャップを被り、軍事行進が行われた

 ガロア(霧雨)がそぼふる中でも微動だにせず――サンパウロ市内のブラジル陸軍の南東軍司令部では1日、国歌斉唱が天に轟くかのごとく響きわたった。おりしも当地のお盆「フィナードス(死者の日)」の前日のことだ。ハイチにおける国連平和維持活動(以下、PKO)の任務を成功裏に終えて、無事に帰還した同司令部所属の隊員を顕彰する式典が執り行わ ...

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ロシア革命100周年と極右台頭

フォーリャ、エスタード両紙のロシア革命100周年特集

フォーリャ、エスタード両紙のロシア革命100周年特集  ブラジルを代表する聖州の2大新聞、フォーリャ紙とエスタード紙は5日の紙面で、4ページからなる特別冊子編成扱いで共に「ロシア革命から100周年」の大特集を組んだ▼今回のこの100周年に関してはどこの世界もそれなりに記事としては展開しているが、一見ロシアとそれほど関係ないように ...

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