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樹海

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 バチカンの礼拝堂の煙突から「白い煙り」が立ち上り大聖堂の鐘が高々と鳴り渡るとサンピエトロ広場には、歓声と拍手の渦が巻き起こる。新法王・ヨゼフ・ラツィンガ―枢機卿(78、ドイツ人)は、神によって選ばれた―と語り「ベネディクト16世」の法王名を告げる。ドイツ人の法王誕生は九百五十年ぶりであり、イタリア人以外の法王が二代続くことにな ...

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 老人クラブ連合会では、学び楽しむことができる教室が増え、教室の〃はしご〃(梯子)をする人もいるという。お昼をはさんで、午前中と午後の教室両方を受講するのだ。事務局が、こうした希望者たちのために、外から弁当をとってくれることもあるらしい。もちろん「費用は自己負担」▼サーラで仲間同士おしゃべりをしながら、食事をする楽しさはまた格別 ...

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 白髪三千丈ではないが中国の言葉には誇大というか大袈裟なものが一杯あるし、あの造語の妙には見習うべきが多い。近ごろ流行の「愛国無罪」が新語かどうかはわからないが、真に上手い言葉だと思う。あの反日デモの暴力や破壊活動に対して日本が抗議し謝罪を求めると「あれは愛国の行動だから―」とあっさり拒否される▼瀋陽総領事館の窓にはインク瓶まど ...

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 注目の文協会長選挙がきょう16日行われる。勿論、文協の会長選挙に複数の候補者が出馬するのは初めてであり、選挙管理委員会も何かと手間取ったようだ。これまでは、首脳たちの話し合いによる「禅譲」が決まりで選挙は言わば形式的なものであったのは否定できない。今回は候補者が討論会でそれぞれに抱負や運営方針について活発な意見を述べたのは大変 ...

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 平成の《市町村》大合併時代といわれる。日本政府が積極的に推進しているものだ。地方自治体の諸経費をまとめて削減する、さまざまな経済効果を生み出すようにする、などをねらっているものと思われる。島崎藤村が生まれたところが信州だったのに岐阜県になったりして、合併にともない人々の「地縁」は薄れていくのが普通だ。ところが、そうでないところ ...

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 中学生が使用する「歴史」と「公民」の教科書から『従軍慰安婦』の言葉がなくなったという。この言葉は戦後になって造語されたものであり、戦前にはない。日本の官憲による『強制連行』も、反日主義者が書いた捏造記事であった。韓国から強制的に連れて来たの文章を疑問視した専門家が現地に赴き調べたところ「そんな事実はない」事が証明されてもいる▼ ...

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 「死語」という言葉がある。使わなくなる、使われない、使っても理解してくれる人がいない、そんな日本語である。日本の新聞や雑誌に取り上げられる、半ば死にかかっている言葉に、おひつ、灰汁(あく)、縁側、ちゃぶ台、もんぺ、蠅取り紙、蚊帳(かや)などがあげられていた▼焼き肉店に行ったら、若い店員が「ごはんは皿で」と言うので、「ごはんはお ...

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 中国の反日デモが大きな広がりを見せている。九日に北京で始まったデモは日本大使館と公邸にまで押しかけ「日本の常任理事国入り反対」「日本商品ボイコット」を訴える。デモ参加者の過激派には石を投げ付ける者もいて大使館の窓が割られたりもした。この不穏な動きは翌十日には広東省広州市にも飛び火し2万人規模のデモに発展し見物人が1万人も集まっ ...

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 今朝―TVで見たのだが、ロ―マ法王の力というものをまざまざと思い知らされる。バチカンのサンピエトロ広場を埋め尽くした人々。広場に向かう道をも占める信者の人たち。法王庁では、恐らく500万人の信者らがバチカンに集まるだろうと予測している。荘重に営まれた葬儀にはブッシュ米大統領を始め英独仏伊など世界の首脳が参列したけれども、圧巻は ...

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 ブラジルの日本人、特に中高年の域に入っている人たちは本当に「真面目」(まじめ)だと思う▼数カ月前頃だったか、社会部の外回り記者が「セードゥラ・デ・イデンチダーデ・デ・エストランジェイロ」(外国人身分証明書)の有効期限が来る十二月に切れる日本人が多い、切り替えはどうなるのだろうか、以前のように、しかるべき団体がまとめて切り替え手 ...

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