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大耳小耳

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2007年5月17日付け  サンパウロにはバックパッカー宿と言われる「ペンソン荒木」がある。昔でいうと無銭旅行者、現在でいうバックパッカーという言葉が一般的になったのは、いつ頃の話だろうか。九〇年代、沢木耕太郎の「深夜特急」を携えてアジア各地を旅する若者が多くいた。元祖ともいえるのは、小田実の「何でも見てやろう」だろうが、二十世 ...

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2007年5月16日付け  いよいよアマゾン地域でもYOSAKOIソーラン祭りが行われる。今まではサンパウロ市やパラナ勢が中心だったが、これからはまさに全伯規模だ。西部アマゾン日伯便りによれば、来月三日には「ヨサコイソーラン祭り」がマナウスの西部アマゾン日伯協会で開催される。ヨサコイ以外にも日本文化の紹介、アニメ上映、日本食販売 ...

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2007年5月15日付け  フォス・ド・イグアスー市に住む日系人の職業は、医師や国境を跨いだ商売人が多いようだが、観光業にも多く従事しているという。関係者によれば、年間イグアスーの滝を訪れる日本人観光客は、約三万七千人。カーニバル時期の一週間にはその一割が訪れるというだけあり、日系旅行社は五軒、ガイドは三十三人を数えるという。市 ...

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2007年5月12日付け  現在サンパウロ州には交番が二百六十八カ所あるが、行政が予算をまかなう日本の交番とは異なり、各地域が建設費や毎日の電気、水道代などを負担するブラジル式の交番制度では、地域の協力の度合いによってその〃充実度〃に差が出る。ちなみにビラ・ブアルケ区のロータリー広場交番の窓は全て防弾使用だ。「地域が真剣に協力し ...

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2007年5月11日付け 「私の望郷の桂植民地、忘れないでほしい」=坂川さん著書を100周年協会へ=寄贈5千レアル添えて=2月、第2版が支援図書に  自分の故郷「桂植民地」をコロニアのみなさんに知ってほしい、忘れて欲しくない、という思いで書いた二世・坂川オノフレさん(82、サンパウロ)の自分史『望郷の桂植民地』――両親が辿った道 ...

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2007年5月11日付け  日本語センターで始まった教師研修基礎Ⅰサンパウロコース。参加者ら六人はアルゼンチン、ペルー、コロンビア、ブラジルの四カ国にまたがるが、彼らの共通点は、全員がデカゼギ経験者であるということ。実際に働いたのが五人、子弟として滞日したのが一人。担当講師は「デカセギ帰りで教壇に立つ人は増えてますよ」。デカセギ ...

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2007年5月10日付け  宮城県人のブラジル移住は第一回移民船「笠戸丸」からはじまる。来年は県人移住百周年でもあるが、それだけではなく、一八〇三年、記録の上で初めてブラジル・サンタカタリーナ州を訪れた日本人である「若宮丸」乗組員の四人も宮城出身。さらに、笠戸丸以前の一九〇六年からサンパウロで営業し、一五年の聖総領事館開設までそ ...

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2007年5月9日付け  滋賀県日野町と姉妹都市提携を結んでいるエンブー市から今月一日、「エンブー・日野友好の会」会長の長田真央さん、前会長の菅原パウロさんが同町を訪れた。京都新聞の報道によれば、使節団の二人は町長ら役場関係者と懇談、町長も今後の交流に期待を表したという。      ◎   日本の清涼飲料メーカー、サントリーが「 ...

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2007年5月8日付け  ブラジル日本文化福祉協会の半世紀を辿った「文協50年史」。四月末に刊行予定だったが、どうやら六月までずれ込みそうだ。スポンサー探しが遅れていることに加え、やはり、選挙の影響もあり、会計専任理事の引継ぎに手間取っているのだという。本自体は出来上がっているそうだが、刊行寸前までこぎつけこの状態。選挙に関して ...

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2007年5月5日付け  ブラジル進出五十周年を祝ったクラボウ。記念パーティーであいさつした同社OBの平田藤義・現ブラジル日本商工会議所事務局長によれば、工場のできた南大河州サプカイア・ド・スールは当時、娯楽も少なくさびしいところだったようだ。聞くところでは、当初はアルゼンチンへの工場建設が考えられていたが、適当な場所がなく、北 ...

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