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大耳小耳

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2006年12月29日付け  十大ニュース以外にもいろいろな話題にあふれた年だった。以下、思いつくままに〃重大〃ニュースを挙げていく。      ◎  日伯有識者による「日伯二十一世紀協議会」の第二回会合が七月、東京で開かれ、両国関係の将来に関する最終提言書が小泉首相、ルーラ大統領に提出された。      ◎  パラナ州の二大連 ...

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2006年12月28日付け  焼津市で日系ブラジル人母子三人が殺され、容疑者の白人系ブラジル人がブラジルに逃げ帰っている事件で、ブラジルのメディア各紙も取り上げ注目を集めつつある。大手テレビ局のニュース番組ではほとんど扱われたほか、オンライン版ではAPやエスタード通信社の配信記事を中心に、最大手グローボ紙はもちろんエスタード紙、 ...

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2006年12月27日付け  実際に代理処罰が始まることで、「帰伯逃亡しても処罰される」というイメージが一般デカセギにも広まることが重要だ。今回の落合さんの件は交通事故なので、ブラジル刑法の通常の判決なら、病院や刑務所で数カ月間社会奉仕をすればお終いになることもある。ただし刑法の専門家、渡部和夫さんによれば、「裁判所の呼び出しに ...

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2006年12月23日付け  日系二世、具志堅ルイス氏は〇二年の大統領選挙でコーディネータとして、ルーラ当選を舞台裏から支えた影の功労者。〇五年七月、連邦政府機関にまつわる疑惑の責任を取る形で、ロウセフ官房長官の管轄下へ配属され、閣僚扱いから降格となっていた。十月の大統領選で、盟友ルーラが当選したことを見届けたあと引退を表明して ...

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2006年12月22日付け  新アルモニア日伯学園構想では、今回集め始めた自力資金により、第一期工事として、〇八年六月に幼稚部の新校舎を落成したいという。延べ床面積七百八十平米、二階建てになる。その後、第二期工事として高校棟を建設する予定だ。〃日伯学園〃化することにより日本語を強化する。現在も必修で週三時間だが、段階的に週五回ま ...

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2006年12月21日付け  十八日付けのグローボとエスタード紙オンライン版には、「Hospital Nipo-brasileiro(援協の日伯友好病院)」の名が出ていたので、すわ事件かと思って読んだ。サンパウロ市北部の病院に入院している仲間を〃救出〃するために賊が侵入、警官隊がそれを追跡し、街道を走りながらの銃撃戦になった。そ ...

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2006年12月20日付け  七〇年代からコロニア向け日本料理店が最盛期を迎え、九〇年代にはブラジル社会向けがそれを凌駕するようになった。森幸一USP教授による調査「〈食〉をめぐる移民史─戦前・戦後の都市における食生活」によれば、リベルダーデ周辺の日本料理店の数は七九年に二十八店に対し、ジャルジンス区などサンパウロ市南部を中心と ...

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2006年12月19日付け  十七日に横浜で行われたトヨタクラブW杯決勝戦で、ポルト・アレグレのインテルが1対0でバルセロナ(スペイン)を破った。伯字紙には、バルセロナのロナウジーニョ一人の年収と、インテル全選手の五年分の給与が同じだと皮肉った記事が掲載された。世界中の下馬評は「当然、バルセロナが勝つ」だったが大番狂わせが起きた ...

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2006年12月16日付け  ブラジル外務省との会合の席上、上原理事長から「〇八年はブラジル人の日本移住二十周年を祝う記念すべき年でもある」との発言があり、考え込んだ。一般的には日本への「デカセギ元年」は、邦字紙に日本就労関連の記事が最初に載った八五年といわれる。八八年が〃ブラジル人〃日本移住元年だとすると、二世の日本就労が顕在 ...

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2006年12月15日付け  十三日に行われた文協支援コンサート。幕開けとして会場であいさつした上原幸啓会長のコメントに対して、来場者からは「百周年に向けて意気込みが見受けられない。こういった場でこそ百周年に向けての抱負を話すのが望ましいのでは?」という意見もあった。百周年まで残り一年とわずか。百周年の事業の動きを文協に引張って ...

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