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大耳小耳

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2006年8月26日付け  理事会にも諮っていない一千万円もの助成金申請書をJICAに提出したことについて、上原幸啓百周年理事長は取材記者に対し、「よくあること」と一笑に付し、「ラテン語でもそういう言葉はあるんですよ」とのたまった。アカデミックに煙に巻いたつもりだろうが、こういうズレが協会内の齟齬を生むのだろう。今度は古代ギリシ ...

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2006年8月24日付け  六十三年ぶりにサントスの旧日本語学校が日系社会に戻ってきた。といっても今回認められたのは所有権ではなく、あくまでも「使用許可」。署名したパウロ・ベルナルド・シルバ企画大臣も「書類手続きが煩雑で…」と前置きしたよう。事実上は返還されたと見ていいが、サントス日本人会はこれから〃完全返還〃を目指し、運動を継 ...

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2006年8月19日付け  二十日行われた「日本人の心の歌」チャリティーショーで熱唱した菊池悦子さんは、「やっぱり生演奏がいいですね」と感想を語った。それもそのはず、当日はサックス五台、キーボード三台、ギター二台、トランペット三台、トランボーン、ベース、バイオリン、ドラム、パーカッションを集めたザ・フレンズ楽団が演奏を担当した。 ...

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2006年8月22日付け  日本人の南伯移住の基点となった南大河州リオ・グランデ市。六三年、最後の移住船となったアメリカ丸までに一七八六人がその地を踏んだが、現在同市の日系家族は五、六家族に過ぎないという。記者も取材中知り合った女性に「今年見た二人目の日本人」といわれるほど。そんな中、十八日の五十周年式典には、二百人もの日本人、 ...

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2006年8月19日付け  先月の援協お見合い会では、新聞紙上で会場名は告知しなかった。「事前に援協福祉部に連絡をしないで当日のお見合い会に参加する人がいて困る」ためだという。ところが、今回も男性一人がどこからか匂いを嗅ぎ付け、突然参加をしたとのこと。「準備もあるのでやっぱり連絡してほしい」と、心理士の久保エーリオさん。ルールを ...

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ニッケイ新聞 2006年8月18日付け  県人会式典出席のため沖縄から来伯した西原篤一・在那覇ブラジル名誉領事。〃名誉領事〃とは何をする人なのだろう。基本的には名誉職のようなものかと思って水を向けると、意外、その呼称とは裏腹に、ブラジルからの来訪者の案内や査証関連、たずね人への対応など、なかなか多忙な様子。県・市町村が実施する研 ...

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ニッケイ新聞 2006年8月17日付け  三人も歯抜けになっている文協の副会長。休職や離職こそしてないが、吉岡黎明(第二)副会長は役職コレクター状態で「事実上は休職」との声も聞こえる。例えば社会福祉法人救済会会長、デカセギ問題の中心機関の文化教育連帯協会(ISEC)会長、百周年記念協会では総務委員長やプロジェクト委員長などの要職 ...

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ニッケイ新聞 2006年8月16日付け  「第十七回伊藤園お~いお茶俳句大賞」の応募作品は百六十六万句を超え、平成元年スタート時のものからの累計応募作品数は一千二百万句を突破したという。一人六句応募できるとはいえすごい数だ。今回ブラジルからの投句者は百六十人。そのうち三十八人は入賞、入選を果たした。これはかなりの高率といえそうだ ...

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ニッケイ新聞 2006年8月15日付け  今日は終戦記念日。本紙投稿欄「ぷらっさ」で戦争体験にちなんだエッセイを公募したところ、予想外の寄稿があった。戦後六十一年。日本でも戦争体験を口承や文章で残そうという取り組みが多く行われている。コロニアとしては、これに移民体験も加わるだろう。ブラジルには、この世に生まれたものの使命として「 ...

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2006年8月12日付け  十日、岐阜県瑞浪市にあるダム湖でブラジル人留学生がおぼれ、行方不明となる事件が起った。日本のスポーツ新聞の報道によれば、行方不明になっているのは十八歳のレアンドロ・エンリケ・カルバリョ・シルバさん。地元の私立高校に留学中のサッカー部員で、部活を終え、同じくブラジル国籍の男性コーチと他の部員とともに泳ぎ ...

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