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日伯コンサル奮闘日記

第20回 ブラジルは不況の今が進出の絶好機

 ブラジルは今、成長の踊り場に来ている。この20年間、リーマンショックなどもお構いなしにほぼ右肩上がりに成長をして来た。人口も10年ごとに2000万人ずつ増え、個人消費は10年近く2桁成長を続けた。 その結果、1億人もの中間層が生まれ、ハイパーインフレが収まったことから分割払い・クレジットカードが普及し、消費の伸びを後押しした。 ...

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第19回 経営戦略欠如では勝てないブラジル ③

 前回ピーター・ドラッカーの「企業は環境適応業である」という箴言を引用したが、さらに、ブラジルで成功するにはドラッカーの次の2つの言葉が重要になる。 最初は、「ビジネスの目的の正しい定義はただひとつ。顧客を作り出すことである」。顧客なくしてビジネスなしであり、企業にとっていかにマーケティングが大事であるかだ。日系社会だけではなく ...

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第18回 経営戦略欠如では勝てないブラジル ②

 日本企業は、創業の精神を大事にする。大企業も最初はベンチャーだったわけで、「経営とは、小さく産んで大きく育てるものだ。われわれは今まで、それで会社をここまで大きくしてきた」と創業メンバーは言うだろう。しかし、経営学の泰斗でマネジメントの父と呼ばれたピーター・ドラッカーがいみじくも看破したように、「経営とは環境適応業」である。多 ...

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第17回 経営戦略欠如では勝てないブラジル ①

 前回のコラムにてブラジルでの営業の難しさを述べたが、営業が難しいということは、イコール経営が難しいということである。要するに、ブラジル市場に合わせた戦略が必要になるのだが、日本企業の本社はそこがなかなか理解できず、同じ失敗を繰り返す。よく「経営とは、小さく産んで大きく育てるものだ。われわれは今まで、それで会社をここまで大きくし ...

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第16回 ブラジルで営業するということは…

 ブラジルに進出している日本企業の多くは、営業に苦労している。国土が日本の約23倍あるブラジルは日本と勝手が全然違い、全国行脚の営業など簡単には出来ない。その分、営業の人数を増やすと言っても、人件費および雇用リスクの高いブラジルでは難しい。 工場に商品を売り込むとしても、一軒一軒がすごく離れているので、1日に1、2カ所しか行けな ...

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第15回 ブラジルの不動産は危険がいっぱい

多くの日本企業がオフィスを構えるパウリスタ大通り(Foto: Rafael Neddermeyer/Fotos Publicas)

 ブラジルのビジネスを難しくしている要素の一つとして「不動産」がある。賃貸も売買も落とし穴がいっぱいだ。ブラジルも一応資本主義国なので、中国のようにすべてが借地で、政府が一方的に突然立ち退きを迫り、ほとんど賠償もしないということはないが、別の意味で似たようなことが起こる。 特に店舗などは、一度お金をかけて内装をし、その場所でお客 ...

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第14回 ブラジル文化の根っこ

 ブラジルの有力紙エスタド・デ・サンパウロ紙が2015年1月4日に創刊140周年を迎え、関連の特集を連日組んでいる。1875年の創刊だが、日本の読売新聞が1874年、朝日新聞が1879年創刊なので、ほぼ同時期にスタートをしていることになる。その特集の中に、エスタド紙の歴史と、その時代に世界及びブラジルで起こった出来事を記した年表 ...

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第13回 日本とブラジルで似た消費動向

 日本とブラジルでは、経済の規模や産業構造がまったく違い、20年近いデフレからようやく少しインフレの芽が出だした日本と、20年前のハイパーインフレは収まったが、毎年数%前後のインフレがあり、年々物価が上がっているブラジルを比較することはあまり意味がないかもしれない。しかし、昨年も日本?ブラジルを7?8往復する中で、ブラジルと日本 ...

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第12回 ジャパンブランドを高める1年に!

 新年あけましておめでとうございます。今年も本コラムをよろしくお願いいたします。ブラジルも日本も時を同じくして内閣が改造され、特にブラジルはガラッとメンバーが変わった。日本では自民党内で多少メンバーが変わってもあまり政策は変わらないがブラジルの場合は、180度変わることも珍しくない。今年は政府の動きから目が離せない。 さて、年末 ...

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第11回 来年はブラジルの変数に対応ができる年に!

 今年はブラジル、日本ともになかなか激動の1年だった。4月に日本はデフレを脱したということで、現政権のもとで消費税が5%から8%にアップされた。 この機に、これまでデフレ下で我慢していた企業の便乗値上げも多く、消費は株高で潤った一部の富裕層以外は大幅にダウンしてしまった。6月にはブラジルでワールドカップが開催。日本は予選で敗退、 ...

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