2006年6月10日(土) ビンゴCPIは八日、企業四社と七十九人の捜査要請を盛り込んだ調査最終報告書を発表した。捜査対象リストには、オカモト小・零細企業支援サービス機関総裁の名が挙げられたが、ジルセウ前官房長官とカルヴァーリョ大統領府秘書室長は除外されている。 ◎ 五月の広範囲消費者物価指数(IPCA)が過去十二 ...
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大耳小耳
2006年6月10日(土) 日本で暮らすブラジル人がついに三十万人を超えた。一世や二重国籍者もいるため、これまでにもブラジル出身者は全体で三十万人を超えていると見られてきたが、はっきりとした統計として出てきたのは初めてのことだろう。折りしも法務省が日系人の定住審査強化方針を打ち出したばかり。この動きは、一年後の数字に影響を与え ...
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リベルダーデでアパートの購入を検討している知人に付き添い、現在分譲中の仲介人事務所へ。 知人、間取りや値段を睨みつつ、大長考。担当者がしびれを切らしたころ、賑やかに入ってきた中国人らが購入を即決。「六部屋くれ」。シェッキをその場で切った。 世界の大都市に珍しくサンパウロはチャイナタウンがないが、リベルダーデはますますその感 ...
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国家が考えること、やることは、時代が違っても、似ている――日本における外国人入国管理の改革を検討している法務省のプロジェクト・チームの河野太郎座長のさきの発言をみて、そう思った▼一九二三年十月、レイス議員が下院に提出した移民法案と「数字」がぴったり同じだったのは驚きだった。同法案は、黒人の入国は全面禁止、黄色人種は(現在住者の ...
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2006年6月9日(金) 下院は七日、支給額が最低賃金(三五〇レアル)を超える年金の調整率を五%から一六・七%に引き上げる案を承認した。社会保障院の赤字は四三二億レアルから五〇二億レアルへ増加の見込み。今後上院でも審議されるが、承認されても大統領は承認を拒否する見通し。 ◎ サッカーW杯を目前に大画面プラズマテレビ ...
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2006年6月9日(金) 本当にホント?!――。まるで狼少年のように疑い深くなってしまうデジタルTVのブラジル政府発表。本来は二月発表のはずが、決断の後送りを何度も繰り返す状況にコスタ通信大臣もうんざりしている様子。「こんな〃過去のブラジル〃のやり方は好かない。クリスマスの後、カーニバルの後、セマーナサンタの後、W杯の後ってや ...
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「ナイススピーチ。力強い握手に爽やかスマイル」―十月の総選挙戦を控え、各候補者は広報活動に必死のようだ。 先日とあるスポーツ大会へ訪れる機会があった。その開会式で、来賓として来ていたある日系人候補者が挨拶をした。 「今日の大会は先人の方々のおかげです」口調に熱がこもる。「ムイントフォルサ!」選手達に激励をして締めくくる。溢 ...
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邦字紙しかりNHK国際放送しかり、日本の情報はブラジルにおいても湯水のように溢れている。しかし日系社会の話は、日本の人はまったくといって知らない。〃片思い〃の状況が延々と百年近く続いている▼日本の大手出版社で「日系人、移民に関する本を出したい」と持ちかけても、「地味すぎる」「売れない」と原稿すら読んでもらえない。かつて日本でブ ...
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2006年6月8日(木) 連警は六日、外国に違法送金を行った容疑で、為替業者十二人をサンパウロ市で逮捕した。サントス銀行元頭取の甥も銀行の貸し金庫に保管していた四〇万ドルを押収された後、逮捕された。外国にある叔父の金を引き出したとみられる。 ◎ 恋人や他四人の少年とともに両親の住む家を強盗する計画を立てた疑いで十七 ...
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2006年6月8日(木) デジタルTV方式の選択に関して、六日現在でブラジリアの日本大使館には「日本方式を選択しました」とのブラジル政府からの連絡は入っていない。どうやら伯字紙および一部の政治家が組んで、日本優位情報を故意にリークしているようだ。日本方式選択の調印式を今週中に行うとの報道もあったが、正式にはよくわからない。ジル ...
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