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コラム

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大耳小耳

2006年3月24日(金)  本日付六面で紹介した九十一歳のセールスマン、山賀徳二さん。コロニアでは珍しい存在ということで、周囲の人から自分史を綴ったらどうかと提案を受ける。本人には、その気がない。「マラリアの闘病生活など、渡伯当初はいろいろ苦労した。でも、移民の多くが体験したことですから」。あまり過去を振り返らず、これから健康 ...

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コラム オーリャ!

 二月の開設から二カ月を待たず、閉鎖した広島市デジタル博物館。本紙の電話取材に市担当者は、「寄贈者本人に確認を取りたい」。イタコでも呼ぶつもりだろうか。  市が収集活動をしてから、すでに二十余年。寄贈者の多くは鬼籍に入り、古里への思いから寄せられた四千以上の資料は市北部の倉庫に死蔵されていた。  記者はかつて、その資料を閲覧した ...

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コラム 樹海

 ブラジルで日本語を学ぶ人たちの顔ぶれが、顕著に変わっていくのを、だれよりも教師はじめ教育関係者が把握しているようである▼「日本人の子孫なのだから、ちゃんと日本語を勉強しなさい」、親が子にそう仕向けたのはかなり昔。今は、自覚して始める学習者が増えてきている。近い将来、学習をすすめる親がまったくいなくなることはないだろうが、ほとん ...

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東西南北

2006年3月24日(金)  下院本会議は二十二日、一五万レアルの裏金を受け取ったとして倫理審議会が申請していた、サントス下議(自由党)の議員権はく奪を無効とした。はく奪まであと十五票と僅差の決定で、六十九人が本会議を欠席。      ◎  ビンゴCPI(議会調査委員会)は二十二日、パロッシ財務相が疑惑の邸宅に出入りしていたと証 ...

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大耳小耳

2006年3月23日(木)  日本語センター定期総会で「教科書はセンターで買ってください」との理事の声に、「本屋より高かったら誰も買わない」との会員の意見。「いろいろな面で、もっと我々現場の声を汲んでほしい」とその教師は温度差を訴えた。そういえば、執行部にずらりと並ぶのは盛和塾ブラジルの面々。稲盛哲学に鍛えられた経営者の発想と、 ...

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コラム オーリャ!

 豊饒の地方とリオを表現したのは、チャールズ・ダーウイン(一八〇九─八二)だった。一八三二年四月~七月、ボタフォゴ湾に滞在。生物が到る所に充満していて、眼を引くものに限りなかったという。  アマガエルの鳴き声、コオロギのコンサート、蛍の光……。散歩に出かけるのが、楽しかったにちがいない。  それから百七十四年─。旧首都は世界三大 ...

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コラム 樹海

 岐阜県人会の山田彦次会長は十九日の総会で再選され、十七年目(二年任期の九期目)に突入した。そこで、現役最長は誰なのか調べてみると、意外な人物が浮かび上がってきた▼県人会史をひも解くと最長を記録したのは、なんと三十一年間も会長職にいた宮本邦弘さん(大分)だ。『ブラジル県連』第四号によれば一九六〇―九一年と本当に長い。続いて富山賦 ...

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東西南北

2006年3月23日(木)  司法委員会(CNJ)は二十一日、州裁判所の判事と職員の月給上限を二万二一〇〇レアルに決定した。連邦裁判所の上限は二万四五〇〇レアル。減給対象者は全国で最高一万三千人に達する見込み。検事の給与にもこの上限が適用される可能性がある。      ◎  中央銀行は二十一日、二月の経常収支が七億二五〇〇万ドル ...

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大耳小耳

2006年3月22日(水)  開設から二カ月も経たずに閉鎖した「広島市デジタル移民博物館」。ブラジルだけでこの始末だから、ハワイ、ペルー、北米の間違いも散見どころか四見、五見といったところだろう。全国一の移民を送り出した広島県の移住史は来年版の東京書籍の教科書「新編新しい社会 歴史」に四ページを割いて紹介される。百年を超える広島 ...

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コラム オーリャ!

 先日ある県人会の役員と話した。県人会に百周年委員会を作るという。独自事業でも?と慌てたが、そうではない様子。  こういうことだ。百周年で母県の慶祝団が来ても、式典に出て終わりというわけにはいかない。「百周年はコロニアで祝う。それとは別に自分たちも委員会を作る必要がある」そう話していた。  県人会に限らない。ブラジル各市で百周年 ...

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