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コラム

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コラム 樹海

 明けましておめでとうございます▼昨年末、県連の忘年会会場に、移民、特に旧移民にとって懐かしくもホロ苦い歌が流れた。NHKドラマ「ハルとナツ」でも歌われた「渡伯同胞送別の歌」である。会場に旧移民は僅かしかいないのに、一時、しんとなった▼歌詞の第四節は「南の国やブラジルの未開の富を拓くべき、これぞ雄々しき開拓者」。本紙読者の多くは ...

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コラム 樹海

 今年はサントス・ドゥモン(1873―1932)による世界初飛行から百周年だ。リオの裕福な家庭に生まれたドゥモンは、成人後にフランスへ移住。そこで一九〇六年十月二十三日、カンポ・バガテリの丘で、先尾翼の動力機14―bis号を衆人環視のなか約六十メートル飛ばし、ブラジルと欧州で〃飛行機の父〃と呼ばれる。日本では一般的に、米国のライ ...

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コラム オーリャ!

 年末にブラジル南部を訪れたついでに、ドイツ移民が築いた町を回った。一昨年に移民百八十年を迎えたドイツ系コミュニティ。日本移民より数世代の「先輩」だ。  ドイツ系は五世になってもドイツ語を話す、とはよく聞く話。本当にそうだろうか。  訪問先で折に触れて聞いてみる。「話すよ」という人も、そうでない人も。話す人でも「家庭内で」という ...

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コラム オーリャ!

 芸者のパロディに忍者のショー。ミナスとサンパウロの州境の町にいったら、ホテルで日本を題材にした芸が披露された。芸人たちは「私たち日本人なのよ。でもパラグアイ生まれのね」などと茶化していた。   あまりにも滑稽な姿をみれば、ステレオタイプなイメージしか持っていないと容易に想像がついた。人口約十三万人の市内には、文協も日本語学校も ...

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コラム 樹海

 本紙は、きょう二十八日付が今年の最終号である。今年は読者のみなさんに二百四十八日(部)お届けした▼「(新聞の)購読者と愛読者は違うぞ」、もう四十年くらい前になるだろうか、先輩記者にそう教えられた。購読者は、おカネを払って読んでくれる人、つまり、お客さん。愛読者は、単に読んでくれる人という意味だ。暗に、大切にしたいのは購読者だと ...

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コラム オーリャ!

 十大ニュースを選ぶため一年間の新聞を繰った。今年は例年になくいろいろな事があった年だったと思う。  コロニアの将来を選択した文協会長選。在日ブラジル人をめぐる問題は深刻さを増し、デカセギ強盗、帰伯逃亡といった形でブラジルにもめぐる。その間にも日本では子供たちが育っている。  政治経済、スポーツ、デカセギ。日伯を往来するニュース ...

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東西南北

2005年12月28日(水)  中銀の調査によると、今年初めの予測を上回ったものは基本金利(年末に一六%が一八%)、貿易黒字(二六四億ドルが四四〇億ドル)、下回ったものはドル(年末に一ドル二・九五レアルが二・二八レアル)、GDP成長率(三・五%が二・四八%)。来年の予測は一ドル二・四〇レアル、基本金利一五%、GDP成長率三・五% ...

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コラム 樹海

 近ごろは余り使われないようだが「日替わり暦」がとても便利で貴重なものだった。毎日、朝早くに一枚また一枚と剥がしてゆく。葉書ほどの大きさで365枚を重ねると相当に厚い。元旦にはこんなにぶ厚いのがと思っている間に一日、一日と薄くなり、12月も暮れになると寂寥感を覚えるほどに薄くなり寒寒とする。満月や半月もあり友引と大安なども克明に ...

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コラム オーリャ!

 「げん・せいしさんのことを知っていますか」  先日来社した読者の男性に尋ねられた。  漢字で原清志。聞き覚えがなかった。  抗日戦争のさなか、「革命の聖地」延安(陝西省)で、日本や中国国内の日本人兵士たちに向け反戦を呼び掛けるラジオ放送のアナウンサーだった日本人女性。  厭戦気分を呼び起こす米兵向けラジオ放送を続けた「東京ロー ...

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東西南北

2005年12月27日(火)  輸出業界には手痛いレアル高だが、メリットも―。ボベスパ上場企業一八六社を調査した結果、昨年九月以降一年間にドル建て債務が九二〇億レアルから七三〇億レアルへと減少したことが判明。企業別ではCVRD社が減少額のトップ。      ◎  九五年には富裕層一〇%と極貧層一〇%の平均所得が四二三〇と九六レア ...

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