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コラム

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コラム 樹海

 「ブラジル移民がどれだけ苦労したかよく分かった。泣けただよ」。先日『ハルとナツ』を見た父から珍しく国際電話があった。毎晩楽しみに見たという。息子が住んでいるという一点以外に、かつて南米に関心を持ったことのない人だった▼当地でもいろいろ意見を聞いてみたが、驚くほど「私も同じような経験をしました」との声が多かった。このドラマが日伯 ...

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コラム 樹海

 小泉首相が靖国神社に参拝した。首相の参拝は公約であり国民の多くも拍手を送っている。あの神社には戊辰戦争で亡くなった人々を始めとして日清、日露や大東亜戦争で戦死した兵士ら二百四十六万六千人の霊が眠っている。どんな国でも戦争で散った兵らを祀るし、それぞれのやり方で人々が慰霊する▼国会議員らも101人が参拝しこの他に代理を差し向けた ...

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コラム オーリャ!

 成功への焦りから、初期移民には殺人や近親相姦が起こったという。六世が誕生する時代になって、日本人はブラジルで犯罪を起しているのだろうか?  ブラガンサ・パウリスタの辻正夫さんを介し、古川長サンパウロ州刑務庁長官に調べてもらったところ、同州内の刑務所(拘置所を含む)に二人の日本国籍者がいるという。  実は半年ほど前に、同長官の人 ...

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東西南北

2005年10月20日(木)  ルーラ大統領は十八日、「ブラジルの限られた地域で発生した口蹄疫を世界は深刻にとらえすぎ」とモスクワでプーチン大統領との首脳会談を前に訴えた。その効果があったかプーチン大統領は輸入禁止をマットグロッソドスル州の牛肉に限定すると述べ、ロドリゲス農務相はロシアの姿勢にいたく満足した。      ◎  ト ...

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大耳小耳

2005年10月20日(木)  人材の宝庫バストス。戦争とともに短い歴史を終えた第一小学校は、その源泉とも言える。同窓会の創立から約七十年が過ぎ、かつての子供たちは最年少でも八〇歳近くになっているという。      ◎  県連主催のふるさと巡りは無事終了したが、問題点や要望も数多く出された。「訪問地で交流の時間を増やしてほしい、 ...

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コラム 樹海

 山崎千津薫監督の『GAIJIN2』には、勝ち組テロに巻き込まれ、ピストルで撃たれて死にそうな夫の横で、妻が出産するシーンがあった。これを見たとき、あまりにもどぎついなと思った。「生と死は隣り合わせ」という分かりやすい表現だが洗練が足りないと感じた▼この仕事をするようになってから、葬式に出席する機会が格段に増えた。先週末、知人の ...

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コラム オーリャ!

 「さくら」の美しいハーモニーにぞくっとして、歌っている子供たちの顔を見てみるとほとんどが非日系。一九六八年に始まったエコー児童合唱団だ。  「始めてから十年くらいは駐在員の子や二世ばかりだった」と創設者の吉田輝男先生。「『ハイ』と『センセイ』はそのときの名残ですよ」。  二世が親になってメンバーが変わってきたという。「集団の調 ...

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東西南北

2005年10月19日(水)  口蹄疫はパラグアイから密輸された牛が感染源と南マ州動植物衛生局長が十七日に発言。パラグアイの農務相は同日、許可なく同国に感染源の調査隊を派遣した伯政府を「責任転嫁のチャンピオン」と激しく非難した。      ◎  週末に伯銀の課長を誘拐した、十四歳の少女をボスに主に未成年者からなるグループが十六日 ...

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大耳小耳

2005年10月19日(水)  「子供の日」(十二日)を記念した健康キャンペーンが十五日、サンパウロ市リベルダーデ区の援協総合診療所であり、百六十五人が来診した。今回が七回目になる。受診希望者が殺到。同診療所が込み合い、午後四時に終了する予定が一時間以上も遅れた。収容能力の限界ぎりぎりだったようだ。時間がオーバーしたのは、小児科 ...

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コラム 樹海

 パソコンにはいろんな使い方があるらしい。筆者は、文字を打つだけなのだが―買い物や旅行などの申し込みもできるという。今、新聞を賑わせている「楽天」は、インターネット商店街最大手なのだそうな。店舗がないから人件費も少ないので商品価格は安い。そんな店が何百か何千ものが「楽天」に加入して商売は繁盛する。「楽天」も大いに稼ぐ―▼TBSの ...

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