無理だけど、欲しいな。そう思う絵がいくつかある。著名なブラジル人画家が日本人を描いたやつなんてのもいい。 マルファティの「黄色い男性」は美術史に残るし、ギグナルには浴衣姿、黒髪の「日本人の少女」という隠れた名作も。実在した移民がモデルだったら面白い。両作とも近代絵画である。 逆に、日本の大家がブラジル人を描いた絵にも関心が ...
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東西南北
2005年10月18日(火) ブリット連邦最高裁判事は、裏金による議員買収に関与した疑いで議員権はく奪対象となっている下議十三人のうち、労働者党の五人が要請していた保護処分を十七日にも却下することになった。倫理審議会で下議らは自己弁護の権利を行使でき、司法が扱う問題でないと判断。これを受け、はく奪審議が始まる十七日午後六時まで ...
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2005年10月18日(火) ヴァリグのボッチーニ副社長は会議所昼食会に出席するため、リオから出張してきていた。同氏は「飛び方が弱冠変わるだけ。ヴァリグの便は残ります」と語り、日本との関係継続を強調した。サンパウロ市の旅行社に問い合わせたところ、まだ同社から正式な通知は来ていないそうだが。 ◎ 国際交流基金が主催 ...
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自衛隊のC130二機がパキスタンに向け飛び立った。機内には救援用に使うヘリを分解した部品や電源車などを搭載しており被災した人たちの支援に活用されるし、自衛隊員300人にも派遣命令があって今日か明日にも現地に出発する。自衛隊が外国の災害救済に出動するのは、スマトラ沖地震に次いで2回目になるが、論争らしきものもなくスムーズに事が進 ...
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「ブラジルに来るのは初めて」。最近この言葉をよく耳にする。 劇団・維新派がサントスでの公演をするため先ごろ初来伯した。松本雄吉監督が「ほとんどの作品に移民の姿を描いている」と言うように、今までの作品ではアメリカに入植したヨーロッパ移民、沖縄から大阪、ブラジルに移住した人々などを題材にしてきた。 駐在員、留学生、短期間訪問者 ...
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2005年10月15日(土) 裏金疑惑で議員権はく奪の恐れがある労働者党(PT)議員五人が十三日、倫理審議会でのはく奪審議差し止めを求めて連邦最高裁へ提訴することを決めた。自己弁護の権利がないことを理由としているが、審議開始までの時間稼ぎが本音とみられる。五人は一カ月前にもはく奪審議停止の仮処分を得て、十日以上審議を遅らせた。 ...
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2005年10月15日(土) 先日終了した大相撲のラスベガス公演。日本のスポーツ紙の報道によると、相撲協会には現在、ブラジルほか各国から海外公演のオファーが来ているが、来年の海外公演は行なわない方針だという。国内の地方巡業再活性化がその理由。とりあえずは来年の話だが、百周年事業として大相撲ブラジル公演実現を目指す当地の関係者に ...
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この九月、上原文協会長らが海外日系人大会に訪日したなかで、最大の収穫は、なんといっても百周年祭典協会の大浦文雄総務副委員長による一連の動きだ。とくに橋本龍太郎元首相から日伯学園に関して協力を取り付けたことは、なによりも心強い報告だった▼なぜ橋本元首相かといえば、九六年の来伯時に日伯学園建設案を、ときのカルドーゾ大統領に首相自ら ...
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〇三年に放映されたNHKドラマ「武蔵」の第一回放送分が映画「七人の侍」に酷似しているとして、故黒沢明監督の遺族が著作権侵害として訴えたことがある。 結局、訴訟は退けられたが、日本で認識が薄いとされる著作権問題に一石を投じた、として評価されたと記憶している。 ブラジル在住の映像作家、岡村淳氏がNHKの剽窃を主張している「六十 ...
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2005年10月14日(金) 下院執行部は十一日、裏金疑惑議員十三人の倫理審議会での審議を決定。うち八人は身の潔白を主張、同審議会の判断を待つとして議員権はく奪回避のための議員辞職を否定。辞職は十七日夕方 ◎ セウソ・ダニエル・サントアンドレ元市長殺害事件で被害者の遺体を検死し、殺害前に暴行を受けた跡がある ...
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