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東西南北

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 23日、ブラジルのメディアはどこも、「サッカーの王様」ペレ一色だった。それは、この日がちょうど、節目となる80歳の誕生日だったためだ。そのため、ブラジルの新聞やサイトは写真で彼の選手時代の栄光の瞬間を振り返ったり、彼のゆかりの地を紹介したり、現在の名選手との比較をしたりなど、それぞれに工夫を凝らした企画を展開していた。本人もツ ...

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 「モストラ」名でおなじみのサンパウロ国際映画祭(https://44.mostra.org/)。モストラは毎年、この時期開催で、今年はコロナ禍の中での開催が心配されたが、22日から開幕となった。だが、今年はやはり変則的で、オンライン(https://mostraplay.mostra.org/)とドライヴイン・シアターを利用し ...

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 20日、サンパウロ市では前日に続いて午後に激しい雨が降り、各地で被害が報告された。大サンパウロ都市圏にまで広げてみた場合、消防には洪水で44回、倒木で44回、土砂崩れで4回の通報があったという。サンパウロ市内では前日に続いて北部での被害が大きく、豪雨で押し流された車が次々と路地の壁に阻まれて止まるといった事態も発生。ブラジラン ...

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 サンパウロ市内のフェイラの中には、NPOと称する団体が新型コロナウイルスの簡易検査を行っているところがある。10月13日現在の同NPOのデータだと、1029人がテストを受けたところ、960人は陰性だったが、69人は陽性だったという。この検査は15分間で結果が出る上、検査にかかる料金が29レアルと安価なことから人気が高く、11月 ...

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 先週、ブラジルの話題を独占したのはシコ・ロドリゲス上議だった。やはり、連邦警察が家宅捜索にふみこんだときに「パンツに賄賂と思しき大金を隠していた」という珍事は相当なインパクトがあった。そのため、ネット上では「これぞ、本当に汚い金」「警察は臭い金を“資金洗浄”しなければ」などと多様なジョークが生まれていた。とりわけ、ボルソナロ大 ...

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 ファビオ・ファリア通信相が15日、新型コロナ感染症に罹患した事を明らかにした。同相はビデオの中で「1週間以上前に参加した夕食会で感染したと思う」と語っている。この夕食会は、ロドリゴ・マイア下院議長とゲデス経済相の間の関係を修復するために連邦議員達が計画したもの。同相は14日に発熱したために検査を受けており、現閣僚では11人目の ...

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 サンパウロ市の市長候補で、現時点の世論調査で支持率トップのセルソ・ルソマノ氏が、13日に開かれたサンパウロ州商業協会の会合で、「クラコランジア(麻薬常習者の密集地区)の路上生活者は入浴しないからコロナに対する抵抗力がより強い」と発言し、物議を醸した。入浴とコロナへの抵抗力との関係は何も立証されていない。ルソマノ氏はボルソナロ大 ...

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 リオ市コパカバーナで12日午後、アパート12階(日本式では13階)からガスボンベやガスコンロの部品などが投げ落とされ、ガスボンベの直撃を受けた果物売りの男性が死亡する事件が起きた。男性は身分証明書を持っておらず、トロンコという通称以外、不明なまま。ガスボンベの落下速度は時速125キロに達したと報道されている。ガスボンベなどを投 ...

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 12日の「子供の日」直前の10日、新型コロナの感染拡大で3月21日から営業を停止していたサンパウロ大都市圏の伝統的な遊園地シダーデ・ダス・クリアンサスが営業を再開した。サンパウロ大都市圏と他の5地区は外出規制が第5段階中の4番目の「緑」になり、文化施設などの営業再開が可能となった。同園の入場者は4割に制限され、消毒用のトンネル ...

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 今度の月曜日の12日は、ブラジルの守護神「ノッサ・セニョーラ・ダ・アパレシーダ」の祝日となる。毎年、サンパウロ州アパレシーダの聖堂は女神像を拝みに行く人で溢れかえる。だが今年は、コロナ禍があるので行くのを控える人も少なくなさそう。だが、カトリック信者にとっては大事な日であり、願掛けをしたお礼参りの人など、感染リスクを冒してでも ...

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