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記事一覧

薬草新世界=グァサトンガ=胃・十二指腸潰瘍の特効薬

健康広場 2005年7月13日(水)  「日本語が通じて、日本のものが手に入るので安心ネ」。東洋街の印象を聞けば、日本人旅行者から必ずといって良いほど返ってくる答えだ。来伯後間もなく、薬局で正露丸を見つけた時は感激した。  日露戦争の頃から親しまれてきた胃腸薬が、地球の反対側で服用出来るとは予想だにしていなかったからだ。さすがは ...

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―健康長寿の秘訣―養生延寿の保健案=連載(7)=東洋医学医師 彭文育 

健康広場 2005年7月13日(水)  脳卒中の応急手当  (1)頭部を前に曲げて動かさないようしっかり支え、そっとベッドに運ぶ。頭部を横に向けるのは危険。嘔吐がある時にはむしろ、静かにうつ伏せにして腕の上に顔を載せる。  (2)首や体を締め付けているものをできるだけ緩める。  (3)糞尿の垂れ流しがあるので、ビニールを敷いてお ...

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システム崩壊の危機―健康保険―=連載(7)=国民の8割はSUS利用者=無料で難病を網羅するも…

健康広場 6月29日(水)  リオデジャネイロ市の公立病院前で泣きじゃくる女性の写真が伯字紙に掲載されたのは、一、二カ月ほど前だっただろうか。救急の子供を連れてきたのに、病院が応対してくれなかったという。  医薬品の不足や検査機器の故障など、リオ市の医療保健行政は悪名高い。劣悪ぶりを見かねて、連邦政府が介入するぐらいだ。  リオ ...

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釈迦3千年の歴史=ビワ灸で慢性病をKO

健康広場 6月29日(水)  関節痛やリュウマチ、糖尿病にがん。そんな慢性疾患に悩む人に、ビワ温圧療法が力を貸してくれるかもしれない。葉から抽出した高濃度エキスを、特殊器具を使って体内にしみ込ませるもの。自宅で気軽に治療が可能。鍼灸師田中淳雄さん(65、福井県出身)=パットス・デ・ミナス市=は「これで病が治り、人生も変わるはず」 ...

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―健康長寿の秘訣―養生延寿の保健案=連載(6)=東洋医学医師 彭文育 

健康広場 6月29日(水)  俗に脳卒中と言われているものは、二種類ある。一つは脳を通っている血管が破れて出血の起こったもの(脳出血)。もう一つは脳の血管に血の塊が詰まったり血管がだんだん狭くなって、血の通りが悪くなり周囲の脳細胞がやられてしまうタイプ(脳梗塞)。くも膜下出血も含まれる。  脳出血の症状  (1)頭痛、特に後頭部 ...

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竹炭入りそばがら枕はいかが=遠赤効果でぐっすり

健康広場 6月29日(水)  一日二十四時間。そのうち三分の一くらい、人は横になって休む。安眠するのに、枕を抜きに語れない。ブラジル福音ホーリネス教団牧師の水本薫さん(93、岡山県出身)が二年ほど前に、竹炭入りそばがら枕を発明。口コミで人気が広がり始めているという。  水本さんによると、そばがらはストレスを緩和。快眠を促し、肩凝 ...

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友好病院が誇る靭帯再建手術=関節鏡で治療が迅速化=半年でスポーツ復帰

健康広場 6月29日(水)  前十字靭帯(じんたい)は膝の中央にあって、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつないでいる。すねの骨が前方にずれるのを抑え、膝の安定性に欠かせない組織だ。スポーツや交通事故などで切れたり断絶してしまうと、自然に元に戻らない。日伯友好病院(大久保拓司院長)は二〇〇〇年から、自家組織を利用した再建手 ...

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喘息は身近な慢性疾患=まめな掃除でダニ退治=冬に多し、気管支の炎症=記念日前に各地で行事

健康広場 6月15日(水)  厳寒と言えないまでも、白い息を吐くことのあるサンパウロ市の冬。降雨の少ないこの季節は、空気の通り口である気管支に炎症を起こしやすい。特に、気温が下がって部屋を締め切りにしてしまいがち。居住環境の悪化により、喘息の発生率が上昇してしまう。小児喘息の存在は、広く知られるところだ。アレルギー・大気汚染・ス ...

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システム崩壊の危機=健康保険=連載(6)=友好病院の保険プラン=赤字恐れて新規契約断念

健康広場 6月15日(水)  日伯友好病院(大久保拓司院長)は九〇年代前半に、独自の健康保険「Plano A」と「Plano B」を持っていた。  病床不足のため九四年に一旦、新規契約を打ち切り、病院増設後また加入者を受け入れる予定だった。運営団体のサンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)は健康保険法(九九年一月発効)を検討した結 ...

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ピタヤ=自然派志向の美容果実=美肌・染み予防にお勧め

健康広場 6月15日(水)  もし日本映画をいくつか紹介しろと言われたら、五社英雄監督の「薄化粧」(一九八五年)を挙げるかもしれない。  舞台は、昭和二〇年代後半の日本。脱走中の殺人犯(緒形拳)が素性を隠して飯場を渡り歩き、流浪の末に薄幸の女(藤真利子)と出会う。真実を明かせない男と、心に傷を持つ女。飲み屋のカウンター越しに交わ ...

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