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日伯学園構想に関する報告と提言

日伯学園構想に関する報告と提言=終=支援センター設立を=ネットワークで全伯つなぐ

3月14日(金) 【日伯学園ネットワーク】  今回の報告書で、検討委員会は「日伯学園教育支援センター(仮称)」の創設を提言した。この組織は日伯学園と全伯の日本語学校、地方文協を結ぶ、いわば〝日伯学園ネットワーク〟の中核的な独立機関と位置付けられている。  その機能は大きく二つに分かれる。その一つが、全伯の日本語学校への支援だ。 ...

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日伯学園構想に関する報告と提言(3)=コレジオか大学か=新たに「総合大学」構想

3月13日(木)  今なぜ日伯学園なのか。日系コミュニティとして学校を建設する理由はどこにあるのか。日伯学園構想をめぐる歴史的経緯と将来目指すべき建学の理念について、報告書の内容を紹介してきた。  では、実際の日伯学園はどのような学校なのだろうか。検討委は具体的な学校モデルとして「小中高校案」と「大学案」の二つの案を提出している ...

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日伯学園構想に関する報告と提言(2)=日系の〝根〟問い直し=多文化共生国家 新文化形成へ貢献

3月12日(水) 【建学理念をめぐって】  「日伯学園構想に関する報告と提言」はその中で、学園の建学理念を次のように表現している。 ――日本ブラジル両国の教育文化の交流を通じて相互理解を推進する中で、ブラジル社会への日本文化普及を図るとともに多文化が共生するブラジルの良き伝統を吸収し、テクノロジーの進歩により緊密化した世界の平和 ...

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日伯学園構想に関する報告と提言(1)=一世世代最後の貢献=百年後に残る構想を

3月11日(火)  文協日伯学園検討委員会の活動報告「日伯学園構想に関する報告と提言」がこのほどまとめられた。報告書は全四十五ページ。これまでの活動を踏まえ、日伯学園の建学理念をはじめ学校モデルの具体案、学園建設に向けた今後の課題について提言を行っている。ブラジル日本文化協会は今月六日の定期理事会で同報告書を承認。これにより検討 ...

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