ホーム | 連載 | 2010年 | 第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく

 「触れ合いの 輪を広げたく 旅に出る」(初参加の平谷伊佐さん作=流名)―。22年目を迎えるブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)主催『第33回移民のふるさと巡り』の一行は、17~21日にわたりサンパウロ、ミナス、リオ3州を巡った。サンパウロ、ミナス州間を結ぶフェルナン・ジアス街道沿いに位置する花と苺の街アチバイアから始まり、計4カ所の日本人会を訪問。今まであまり知られていなかったコロニアとの出会いもあり、参加者らの胸に感動がこだました。(長村裕佳子記者)

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=《終》=カシャッサ工場も訪問=各地の温かい歓迎に満足

ニッケイ新聞 2010年4月1日付け  コンセルバトーリアの民宿に宿泊する一行、ツアー4日目の晩はセレナータを聞きに街へと繰り出した。週末の夜はどこの街角でもセレナータ、セレスタ、ショーロが流れるこの街は、観光客で賑わう。  午後11時過ぎ、広場のセレナータの象徴ジョゼー・ボルゲス・デ・フレイタス・ネット像前から、セレナチスタに ...

続きを読む »

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=《5》=トマトで栄えたヴァレンサへ=活発な現地日本人会

ニッケイ新聞 2010年3月31日付け  4日目に一行が訪れたリオのヴァレンサは、1950年代にスール・ブラジル(南伯農業協同組合中央会)により、サンパウロ周辺から約100家族が入植、トマト作りに精を出した土地だ。  現在、医科・歯科大学があることでも知られるこの町では医師、歯科医として活躍する日系人も多いという。  2都市の会 ...

続きを読む »

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=《4》=歴史残るコーヒー農園に=120本の桜がすくすくと

ニッケイ新聞 2010年3月30日付け  4日目朝7時半、バスに乗り込み、リオのコンセルバトーリアから出発する。一行が向かった先は、約70キロ離れたヴァレンサ。  ヴァレンサは、19世紀初頭に大規模なコーヒー栽培で栄えた町。ヨーロッパから移住してきた実業家、貴族の農場主によってファゼンダに建てられた豪華な大邸宅が、今でも27カ所 ...

続きを読む »

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=《3》=南ミナス文協を訪問=思わぬ再会に歓喜の声

ニッケイ新聞 2010年3月26日付け  2日目、夕方に向かった先は、ポウゾ・アレグレの南ミナス文化体育協会。ミナス7都市から現在60家族が集まった同文協は、1991年に創立、会館はセントロから約18キロ離れた所に位置する。  押川栄敏副会長(73、宮崎)が寄付したという2・6ヘクタールの文協敷地内には、運動場やゲートボール場、 ...

続きを読む »

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=《2》=南ミナス農協を視察=立派な柿、アテモイアにため息

ニッケイ新聞 2010年3月25日付け  初日、アチバイア文協での交流を楽しんだ一行は、同夜のうちにミナス・ジェライス州ポウゾ・アレグレまで移動。2日目朝は、同地から50キロ離れたツルボランジアへ向けバスで出発した。  訪問先の南ミナス農業協同組合(CASM)は、1998年に結成され、現在15農家が加入。柿を中心にアテモイア、デ ...

続きを読む »

第33回県連ふるさと巡り=リオ、ミナス街道をゆく=アチバイアで交流の輪=先没者悼み、法要も=《1》

ニッケイ新聞 2010年3月24日付け  「触れ合いの 輪を広げたく 旅に出る」(初参加の平谷伊佐さん作=流名)―。22年目を迎えるブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)主催『第33回移民のふるさと巡り』の一行は、17~21日にわたりサンパウロ、ミナス、リオ3州を巡った。サンパウロ、ミナス州間を結ぶフェルナン・ジアス街道 ...

続きを読む »