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県連故郷巡り=神秘の首都ブラジリア=大砂丘の地マラニョン

 第38回を数える県連故郷巡り一行は9月29日午前9時半、聖市のコンゴーニャス空港に集合してブラジリアへ向かった。たまたま隣に座った、いつもおしゃれな小原あやさん(91、岩手)=ボツカツ在住=に、さっそく旅の一番の楽しみは何かと問うと、「初めて行くマラニョンね。でもね、砂漠は見たいけど砂に触るのはイヤ」と初々しく即答してきた。

第5回=タグアチンガ=首都で健闘するコチア青年=JKとサシで乾杯した若き日

ニッケイ新聞 2012年11月10日付け  タグアチンガの平沢醇さん(あつし、78、長野、コチア青年1次9回)は、「首都を作るって言うんで野菜作りに入った人が多いね。昔はサンパウロからカミヨンで持って来てたから値段が高かった。要はこの辺はセラードでしょ、土が悪くてシュシューぐらいしか出来なかったんだ」と苦難の道を振返る。  強酸 ...

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第4回=タグアチンガ=サンパウロ州から流れ込む若き血=役員9人中7人が聖北西

ニッケイ新聞 2012年11月9日付け  タグアチンガの文協広報、田中淳雄さん(あつお、72、福井)は、「ブラジリア老人会は240人も会員がおり、高橋実(みのる)会長を中心に団結を誇っている。去年の3・11では有志がいち早く5万コントを集めて大使館にもって行った。これがキッカケになって全伯に震災募金の輪がひろがったと自負している ...

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第3回=タグアチンガ=首都建設に参加した日本人=「ブラジルの底力を目の当たりに」

ニッケイ新聞 2012年11月8日付け  祈るために両手を合わせた様子をそのまま外観にしたメトロポリタン教会には、まるで産道のような薄暗い地下道を通った先に、ガラス張りで明るい陽光が差し込むドーム型の礼拝堂がある。これは「人間が暗闇から出発して光に向かっていくことを象徴している」(『ブ50年史』78頁)という。  バスに同行した ...

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第2回=ブラジリア=あちこちにピラミッド?!=表象散りばめた不思議都市

ニッケイ新聞 2012年11月7日付け  ブラジリア空港に到着した故郷巡り一行はバス3台に分乗し、さっそく市内観光へ。チョビ髭のバスガイド、ジョアン・パリトーさんはボソボソと首都建設の歴史を説明し始めた。  「やがて、国家の重要な決断を行なう頭脳に変貌する、この中央高原、この原野より、今一度わが国の未来に眼を注ぎ、その大いなる前 ...

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第1回=参加者各人の移民ドラマ=柴田空軍少将がお出迎え

ニッケイ新聞 2012年11月6日付け  第38回を数える県連故郷巡り一行は9月29日午前9時半、サンパウロ市のコンゴーニャス空港に集合してブラジリアへ向かった。たまたま隣に座った、いつもおしゃれな小原あやさん(91、岩手)=ボツカツ在住=に、さっそく旅の一番の楽しみは何かと問うと、「初めて行くマラニョンね。でもね、砂漠は見たい ...

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