ホーム | 連載 | 2012年 | コロニア高齢貧困者の現状

コロニア高齢貧困者の現状

コロニア高齢貧困者の現状=(下)=孤老の多くは元構成家族=地方のINSSで申請も

ニッケイ新聞 2012年2月24日付け  「寝たきりで介護が必要な高齢者がいるがお金がなく施設に預けられない、という人に対しては、家族が面倒を見るという条件で、毎月最低賃金を渡すなどの援助をすることもある」  1969年から36年間援協職員として働き、定年退職後は役員も務める山下忠男氏は「30年前までは、リベルダーデにも日系の物 ...

続きを読む »

コロニア高齢貧困者の現状=(上)=家族3人が最低賃金で生活=息子たちの支援もなく…

 「昨年病気になり仕事ができなくなった。同居している娘は数カ月前に失業、同い年の妻が受給する1サラリオの年金だけで3人が生活している。自分も年金をもらえれば少しは楽になるのだが…」という切実な声が、カンピーナスに住む吉田茂輔さん(82、山形)から本紙編集部に寄せられた。高齢化が進むコロニアの紛れもない現実だ。吉田さんを取材すると ...

続きを読む »