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サトウキビ 関連記事

心田を開発するアマゾン森林農法=フィリピン農業に貢献した日本人=神奈川県在住 松田パウロ(林業技師)=(2)

お米の神様  太平洋戦争時、ルソン島山岳地帯の激戦地バギオは、今なお山岳信仰の玄関であり、精霊たちの 棲み家へと私たちを、いざなう。ベンゲット・マツは、清浄が空気を生み出しているのだ。  イフガオ族の棲むボントック地方は、世界遺産の棚田が天高く、視界いっぱいに開けている。 二千年の時をきざみ、2万へクールにおよぶ棚田を見守る神様 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(217)

 ルビーニョが外に出るなり、ドアを荒っぽく閉め、なかから鍵をかけた。ところが、彼の赤いコートがドアに挟まってしまった。懸命に引っぱったが抜けない。 「ぼくのドレス、ぼくのドレス」と叫びながら、ドアを開けてくれと懇願した。 「はっ、はっ、はっ。おまえは女の子のドレスをきるのか? コートという言葉もちゃんと言えないくせに」とドアも開 ...

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《ブラジル》自然分娩促す動き広がる=母体にも新生児にも恩恵

 サンパウロ州内陸部ピラシカバ市で、助産婦や介添え人の担当分野を拡大する事で自然分娩が増え、母体にも新生児にも良い結果が出ていると17日付アジェンシア・ブラジルが報じた。  サトウキビ供給者病院(HFC)は昨年から、サンカルロス連邦大学の拡大プロジェクトの一環として、6時間か12時間で機械的に人を入れ替え、明確な基準もなく行われ ...

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《ブラジル》9月の工業生産は前月比0・3%減=ミナス、リオ・グランデ・ド・スル州が牽引

 地理統計院(IBGE)が8日、9月の国内の工業生産高は前月比プラス0・3%だったと発表した。8、9日付現地各紙・サイトが報じている。  月別工業生産高は、国内15地域別に算出される。8月から9月にかけては10地域で工業生産が伸びた。最も伸び率が大きかったのはバイーア州の4・3%で、以下、バイーア、ペルナンブッコ、セアラー州を除 ...

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将来は世界一の農業大国=ソロカバ在住 早川量通

 9月15日に開催された「第71回全伯短歌大会」は令和最初の記念すべき大会でした。そこで、まったく予想もしていなかったことに、私の作品が1位となりました。  〈天と地を区切る稜線の果てしなく大豆実れるブラジルの大地〉――この短歌を見た友人の志方進さんが、作品に描いた壮大な大豆生産の様子を裏付けるようなデータを送ってくれました。私 ...

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多和田葉子とコロニア作家の差はどこに?

 「どうしてブラジルからは、彼女のように祖国で注目される作家が生まれなかったのか?」――10日晩、サンパウロ文化センターで行われた多和田葉子(59、ドイツ・ベルリン在住)の公開対談を聞きながら、海外在住者が持つ「外からの視点」という共通点を強く感じ、そう残念に思った。  同じ海外在住者でありながら、かたや世界から注目を浴び、ノー ...

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やまと心の森林農法=アマゾン移住90周年に想う=神奈川県在住 松田パウロ=(中)

熱帯の知性  ブラジル国の日本人移民の初期の指導者として、南伯に東山農場の山本喜誉司。北伯に平賀練吉。敬称略は、歴史に名を刻む偉大な名前の証。  共に東京帝国大学で林学を専攻されているのは偶然ではない。  ブラジル国は日本人農業移住者を受け入れる111年前から、大農園の耕作放棄地は拡大していた。  豊かな土壌を使い捨てるサトウキ ...

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在聖総領事館=令和元年の外務大臣表彰伝達=呉屋氏ら5氏が栄誉に浴す=日下野さん「日本文化圏人育てる」

 在聖日本国総領事館(野口泰総領事)は、「令和元年度外務大臣表彰伝達・祝賀式」を4日午後、総領事公邸にて執り行い、在聖総領事館管内の受賞者5氏に表彰を行った。受賞者の関係者や日系団体代表者ら約60人が出席し、受賞者を温かく祝福した。全伯では23個人・団体が受賞している。  在聖総領事館管内では、呉屋新城春美さん(66、沖縄県)、 ...

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世界救世教ブラジル宣教本部=人種の垣根越え、み教え発信=本部竣工50周年式典盛大に=「ここから教団の威光広まる」=ネット生中継で全伯信徒に

天津祝詞をあげるレゼンデ本部長

 世界救世教ブラジル宣教本部(宮道マルコ・レゼンデ本部長)は18、19両日に、「宣教本部竣工50周年記念式典」をサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同教会本部(Rua Morgado de Matheus, 77)で開催した。すべてポルトガル語で行われ、両日合わせて2132人の代表者が全伯から集まり、さらに選ばれた功労者53人が神聖 ...

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大耳小耳

 第442部隊は「テキサス大隊の救出」で救出した直後、当然のことテキサス大隊は抱き合って喜んだ。だが同大隊のバーンズ少佐が軽い気持ちで「ジャップ部隊なのか」と言ったため、第442部隊の少尉が「俺たちはアメリカ陸軍442部隊だ。言い直せ!」と激怒して掴みかかり、少佐は謝罪して敬礼したという逸話が残されているという。      ◎ ...

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