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セーラ 関連記事

ニッケイ俳壇(862)=星野瞳 選

『念腹忌』とは、ブラジルに俳句を広めた第一人者の佐藤念腹の命日忌のこと。ホトトギスの門人で、高浜虚子の客観写生、花鳥諷詠を理念とし、ブラジルの自然をそのまま詠んだ俳人。ブラジルでは毎年、念腹忌に俳句大会が開催され、直弟子から孫弟子まで多くの人が参加する。

アリアンサ  新津 稚鴎

受難日の肉屋の台にある聖書
草笛に今も力行応援歌
ひやひやと雨をこぼしぬ鳥曇
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
森の穂にアララが騒ぎ初明り

【投句者・新津さんは十年ぶりに第二句集を出された。この十月三日で満百才になられた作者に、心から拍手を送りたい。第二句集から六句を頂いた】

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第44回ふるさと巡り=メキシコ、交流と歴史の旅~榎本殖民地を訪ねて~=(1)=いざ、メキシコ(墨西哥へ)!=タコスとビールに酔う初日

ソカロ(中央広場)から見た街角。ビルの合間からラテンアメリカタワーが見える

 9月24日~10月1日の日程で『県連第44回ふるさと巡り』(本橋幹久団長、参加者数90)でメキシコを訪れた。世界で唯一、日本人学校と現地校が融合した「日本メキシコ学院」、首都メキシコシティや古都クエルナバカを観光、そして今回の目玉、ラテンアメリカ最初の日本人殖民事業の舞台となった「榎本殖民地」をグァテマラ国境に近いチアパス州に ...

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ニッケイ俳壇 (860)=星野瞳 選

サンパウロ  馬場 照子

面影の笑顔遺して桜散る
桜守りを黄泉へいざなう花吹雪
囀りの井戸端会議雄鳥とか
国花てふ誉れのイッペー黄金彩
ジャボチカバ木肌を埋める黒真珠

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限られる弁論大会出場者

 スピコン&弁論大会(9月20日、サンパウロ市)には、日系青年の雄姿が多くあった。特にダボン・ダ・セーラなどサンパウロ市近郊や聖南西で学ぶ者の活躍が目立つ。「優勝しよう」という雰囲気が校内に充満しているようだ。 ただし、出場者名を見ると昨年と同じ名前もチラホラ。また苗字が同じだったりとメンバーが固定されている印象で、「他地域の学 ...

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ニッケイ俳壇 (858)=星野瞳 選

アリアンサ  新津 稚鴎

激つ瀬のひっぱる風や木々芽ぐむ
草萌ゆる野やぽっかりと月浮かべ
鼻振って家の漫歩や蝶の昼
夜蝉鳴く泣き虫の樹が泣き止めば
貯水池に天から降って目高棲む
いさぎよく葉を落としイペ花仕度
水温む鶏が孵せし子家鴨に

【作者・稚鴎さんは来たる十月三日で百才になられる】

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タボン学園から2年連続優勝者=弁論大会、本田稔さんに戴冠=当地学習者、帰伯子弟に負けず

見事優勝した本田さん(前列左から3人目)と弁論の部出場者

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)は20日、サンパウロ市のブラジル広島文化センターで『第36回スピーチコンテスト』『第9回弁論大会』を開催した。弁論大会はタボン学園(サンパウロ州タボン・ダ・セーラ市)の本田稔さんが1位となり、副賞の日本往復航空券を獲得。同学園から2年連続で ...

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ジウマ罷免の動きが活発化=ルーラはクーニャを説得に=PSDBはPMDBを誘惑=最後の頼みの綱は上院か

17日、ジウマ大統領罷免請求を受け取るエドゥアルド・クーニャ下院議長(Wilson Dias/Agência Brasil)

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ニッケイ俳壇 (856)=星野瞳 選

故・西谷博(南風)氏

【この九月四日世を去った西谷南風遺句集より】

仔馬追ふ母馬の眼の人に似る
時雨るるやキリストの本売ル人に
百雷の轟く滝の夕燕
吹き荒れて谷に落ちたる野分かな
火焔樹の下に人待つ恋乙女
鍬百姓四十年や豆の花 ...

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5歳男児が26階から転落=母親の供述などに疑問残る

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セーラ・ペラーダ再開発へ=日本企業が金採掘に挑戦

 パラー州南東部に位置し、1980年代に栄えたブラジル最大の露天掘り金鉱「セーラ・ペラーダ」で、3人の日本人投資家が再開発に乗り出そうとしている。 先月30日付けフォーリャ紙が報じた所によると、投資家らは、州政府と共に採掘場の権利を握るガリンペイロ協同組合(Coomigasp)の承認を受け次第、3カ月以内にミヤブラス社(Mine ...

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