ホーム | デカセギ 関連記事 (ページ 20)

デカセギ 関連記事

県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第20回=ドン・ペドロ四世とラジオ体操

ポートワインSandemansの博物館で説明を受ける一行

 岡井さんに国内産業の様子を具体的に聞くと、「昔、ポルトガルは繊維産業が強かったけど、中国製が3分の1の値段で入って来るようになって壊滅状態になった。でも最近は中国の人件費が上がってポルトガル製と30%ぐらいしか差がなくなって、息を吹き返してきている。ポルトガルはどうやって食っていくか。これからが勝負時だね」とのこと。  さらに ...

続きを読む »

第58回海外日系人大会=TOKYO 2020に向け日系パワーを結集!=大会宣言文を掲載 =(中)

24日の国際シンポジウム「2020に向け新たな連携を」で基調講演を行う中前隆博外務省中南米局長(JICA市ヶ谷ビル、海外日系人協会提供)

(2)東京オリンピック・パラリンピックに向け、スポーツの新たな連携を提案します  昨年、世界最大の日系社会を擁するブラジルで、リオデジャネイロ・オリンピック、パラリンピックが開催され、五輪旗の東京へのバトンタッチに全世界が注目しました。TOKYO 2020は、日本と日系社会が様々な分野で連携を深めるチャンスです。  中南米日系社 ...

続きを読む »

県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第11回=世界の果てが新世界への出発点

 怖いぐらいの強烈な風が吹き付け、身体を持っていかれそうだ。9月19日夕方、一行はユーラシア州大陸最西端のロカ岬へ向かった。リスボン市内より寒い感じだ。切り立った断崖絶壁の向こうには大西洋しか見えない。いかにも「地の果て」という雰囲気が漂う。  ホメロスやダンテと並び称されるポルトガル史上最大の詩人ルイス・デ・カモンイスの代表作 ...

続きを読む »

《ブラジル》CIATEコラボ会議=「日系人就労者の軌跡と未来」=日系四世のWH制度も(下)

発表中の小林審議官

 8日の会議では訪日就労者に関する研究を行う専門家なども講演した。今会議のためにブラジルに訪問した尾崎正利労働研究所所長は「日本で事業活動を展開する日系ブラジル人就労者の軌跡」の中間発表を行った。      在日ブラジル人就労者の日本における起業の傾向、発展の可能性を検討するものだ。在日ブラジル商工会議所『C ...

続きを読む »

CIATE=「日系人就労の軌跡と未来」=コラボラドーレス会議、8日

案内のため来社した永井さん

 CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)が8日午前9時から、文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で『2017年度CIATEコラボラドーレス会議』を開催する。日ポ両語、入場無料。  1992年の設立から25年目を迎え、今回のテーマは「CIATE設立25周年―日系人就労の軌跡と未来」。訪日労働者につ ...

続きを読む »

《ブラジル》「本物の教師育成目指す」=南伯日本語教師協会の新会長=日本語しゃべらず、非日系

日本祭りに出店していた同協会(左がカンポス会長)

 「本物の日本語教師を育てなければ」と力強く語ったのは、非日系人のジュッサーラ・リマ・デ・カンポスさん(59)。日本語をしゃべらず、日本語教師でもないが、今年から南伯日本語教師協会の会長に就任した。本職はセラピストで、日本人マッサージ師に教えを受けて感動した経験から、日本文化に関心を持つようになった。8月のリオ・グランデ・ド・ス ...

続きを読む »

大耳小耳

 ブラジル日本青年会議所(中野マルシア会長)は、創立35周年記念事業の一環として行う「RevitaLiba(東洋街活性化プロジェクト)」に向けて、資金協力を募っている。10月28日午前7時半からは第一段として大掃除運動が行われ、現在、参加者を募集中。同街の住民や商業者、観光客にも清掃の価値観を広げ地域の発展を目指していきたいとい ...

続きを読む »

移り来て 60年=ブラジルに来て良かったか=サンパウロ市在住 駒形秀雄

神戸港からの出港風景(『在伯同胞活動実況写真帳』(竹下写真館、1938年)

 晴れか曇りかはっきりしない季節も過ぎ、街路の木々も色鮮やかな花をつける時候になりました。  自然はこのように神の恵みを示してくれますが、こと人間のやっている仕業に目を向けてみると、こちらはどうもいけません。世間の話を聞くと「ものは売れない。失業者はちっとも減らない。それなのに犯罪だけはますます増えて、友達とのんびり街を歩いても ...

続きを読む »

ブラジルらしい短歌〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉

モロ判事(Foto: Pedro de Oliveira/ALEP)

 「今大会では、いかにもブラジルらしい歌にたくさん出会えて、とても幸せな一日でした」――司会の多田邦治さんはにこやかに、そう全伯短歌大会を締めくくった。  中でも高点歌2位の〈一命を賭して巨悪にたちむかう若き判事は国の光明〉(山元治彦)は、今の時世を見事に詠みこんでおり、思わず喝采を送りたくなる。ブラジルでしか詠めない歌だ。   ...

続きを読む »

埼玉=移住百周年/県人会創立60年=上田知事ら慶祝団11人=「日本人に信用、県人の誇り」

祝賀会でケーキカットをした(左から)上田知事、尾﨑会長、小林議長

 ブラジル埼玉県人会(尾﨑眞次会長)は「埼玉県人移住100周年・在伯埼玉県人会創立60周年記念式典」を3日、栃木県人会館で開催した。県に縁のある約150人が集まり、母県からは上田清司知事、小林哲也県議会議長ら11人が出席。先人の功績に思いを馳せると共に、記念の日を盛大に祝った。  式典は午前10時、金剛仙太郎さんによる開会の挨拶 ...

続きを読む »