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原子力 関連記事

日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(5)=「手に職付ければ、お天道様とおまんまは向こうからやってくる」=七十の手習いで表具師

11月13日(木)  「表装の仕事をしているのは、ブラジルで俺一人しかいねぇんじゃないか」といなせに語るのは佐々木克さん(八二)。表装の仕事を始めたのは一九九二年からだ。七十歳からの手習いとは恐れ入る。これまで、六回日本を訪れ、師匠たちに技術を習ったという。本職は、木工職人でこの道七十年の超ベテランだ。 日本へ一時帰国  二六年 ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(4)=日本刀=製造全工程を一人で=銘を持たない〃刀匠〃

11月12日(水)  「私の日本刀に銘はない。独学で製法を学んだ私は、銘をつけることが出来ない」。四十年間、刀製造に従事し十一月で八十歳を迎える石田富三さん(七九)だが、姿勢は謙虚そのものだ。師を持たない石田さんは、刀匠や研究家の書籍を読むなどして独学で技を身につけた。「一度日本に行き刀匠に会い、ブラジルで日本文化を伝える許可が ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(3)=〃開かずの金庫〃に挑戦=サッカー場で満場の拍手

11月11日(火)  茂木安太郎さん(七一)は、「Medico dos cofres(金庫の医者)」の肩書きを自らにつける金庫技師だ。特殊なドライバーを用いて金庫の微かな音を聞き、右手の親指と人差し指で引っ掛かりを探す。その姿は、聴診器を手にし、患者と向かい合う医者のようだ。「今まで、一万六千の金庫を開け、今でも三日に一回は仕事 ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(2)=彫金=金属を玩具に育った=半世紀の技光る三橋さん

11月8日(土)  おたふく(かなずち)とかた切りのたがねを持ち、三×二センチの真鋳板を削り、会話しながらの二十五分間。表にフクロウ、裏に名前入りのキーホルダーが出来あがった。十五歳から四十九年、ほぼ休まず彫金の仕事に向かい合ってきた職人の技を見せ付けられた時間だった。  彫金職人、三橋延吉さん(六四)は大阪の中学卒業後、父から ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(1)=和太鼓=原子力発電所技師から転身=天然素材をハイテク加工

11月7日(金) 自分の手の技術によって、物を制作することを職業とする人――。広辞苑では、『職人』をこのように定義している。しかし、合理化、近代化で生産過程のほとんどが工業化されてしまった現代社会。その上、高齢化と後継者不足により、日本移民を通してブラジルに脈々と受け継がれていた技術が途絶え始めている。危機を感じた二人の若輩記者 ...

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中国と核燃料開発=ブラジルの発電機器納入

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世界最大級の観測船=「みらい」サントス寄港

10月21日(火)  南半球で海洋調査を進めている日本の海洋地球研究船「みらい」が十一月二日ブラジル・サントスに寄港、六日まで同港客船ターミナルに碇泊する。これを記念して四日、サンパウロ大学で同船の任務に関する講演会が開かれるほか、五日には船内が一般公開される。  同船は日本初の原子力船「むつ」を大幅に改造したもので、全長百二十 ...

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濃縮ウランの製造開始=核燃料輸出も計画=14年までに完全自給へ=国威の発揚につなげる

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軍事費ランキング12位=徒労に帰す兵器開発

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東西南北

2月20日(木)  十七日にサンパウロ州各地を襲った豪雨で、死者五人を出したカンピーナス市では、濁流の中で必死に被害者を助けていた消防隊員一人(四二)が、救助活動中に心臓発作を起して入院していたが、十八日深夜、息を引き取った。これで同市の豪雨犠牲者は六人に上った。同市の雨量は過去百十二年間で最大だった。ヴァリーニョス市では十八日 ...

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