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在日ブラジル人 関連記事

四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(11)=教育問題に強い懸念が残る

中川さん

 デカセギ子弟への支援活動を行なうNPO法人「カエルプロジェクト」(以下、カエル)のコーディネーター中川郷子さん(東京都、60)は、四世向けビザについて、「日本に生まれ育ち、18歳で一旦帰国して戻れなくなってしまった子がいることはかわいそうだと思う」と一言。「ただし、日本側の受入れ体制ができていないのに四世の人全てにビザを与える ...

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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(5)

林社長

 製造業向けに業務請負や人材派遣などを行う株式会社アバンセコーポレーション(以下アバンセ、本社=愛知県一宮市)の林隆春社長(67、岐阜県)が来社した折、最近のデカセギ事情について聞いた。  林さんは1985年のプラザ合意後、ブラジル人労働者の派遣をはじめ、「今までに延べ約6万人を受け入れた」という業界大手だ。  現在、車部品製造 ...

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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(2)=帰伯者はコロニアの担い手か

 「日本で少し働けば車や家が買える」――そんな歌い文句に釣られ、日本語や文化、習慣などの知識もなく訪日し、苦労したデカセギは多い。  CIATE(国外就労者情報援護センター)の永井康之専務理事(41、愛知県)は、「ここに相談に来る四世もいるが、優秀な人は中々居ない」とこぼす。同センターが紹介する日本の仕事は肉体労働系が多いにも関 ...

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上院議会=「もっと連邦政府の支援を」=日語学科のブラジル人学生を派遣?!=デカセギ子弟の教育問題公聴会

上院会議の様子(出典: Portal e-Cidadania)

 連邦上院の教育文化スポーツ委員会(CE)は14日、「在日ブラジル人子弟の教育問題」公聴会を行った。言葉や文化の違いによる障害が大きいため、在日ブラジル人子弟らの日本の教育機関への適応が難しく、退学の問題が頻発している点などを発表者らは指摘した。教育レベルの低下により、ブラジル人子弟による不登校や非行、少年犯罪を招いていることも ...

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日本就労査証は解禁されるのか?=自民党提言書への本人らの声=デカセギ熱望と同時に不安点も

ブラジルの旅券

 昨年4~8月、CIATE(国外就労者情報援護センター)が在伯日系人三世、四世を対象に日本に対する意識調査を行った。10月に発表された結果では、自由記入欄に四世へのデカセギ就労ができる特別定住ビザの解禁を求める声や、回答者の周囲に訪日就労を望む四世が多数いることが分かった。日本側も四世ビザに関する検討を進める動きがあり、在日ブラ ...

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《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(上)

在日ブラジル人コミュニティを長いこと見てきたアバンセの林隆春社長

 「35歳でオバアチャンっていうのが、あちこちにいるんだよ」――日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長が先月末に来社した折り、日本のデカセギ事情を聞いている最中に、そう言われて頭を抱えた。つまり、17歳ぐらいで出産を二世代に渡って繰り返している▼将来のことを深く考えずに訪日し、工場労働ばかりする両親は、子供の教育のことを考えない ...

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《愛知県》デカセギ子弟が司法試験合格=母想い一念発起した照屋さん=ブラジル人初の合格者か?

照屋さん

 母子家庭のデカセギ子弟が日本の司法試験に合格!――2016年に行われた司法試験の合格率は22・95%。受験者は6899人、合格者は1583人という難関試験に合格した日系三世がいる。沖縄県系の照屋レナン・エイジさん(24、名古屋大学法科大学院卒)だ。ブラジル人初の日本の司法試験合格者か―とも推測される照屋さん、「試験までの2年間 ...

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《ブラジル》訪日就労ブラジル人が再び増加=08年以後初の18万人越え=昨年末の在留外国人統計で

 【既報関連】先月31日に公表された法務省の在留外国人統計によれば、昨年の在日ブラジル人数が、08年のリーマン・ショック以降、初めて増加に転じたことが分かった。昨年12月末時点で18万0923人と久々に18万の大台を超えた。8年ぶりに訪日就労者が増加傾向に転じたことが、統計で裏付けられた。底なしの不況下にあるブラジルから、東京五 ...

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人文研勉強会、13日

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)の勉強会が13日午後6時から、文協ビル内の同研究所会議室(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で行われる。  発表者はニューヨーク市立大学社会学博士課程で人文研専任研究員の柴田寛之さん。テーマは「強いられたトランスナショナリズム:在日ブラジル人第2世代の進路 ...

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充実の2年終え涙と感謝=JICAボランティア経験糧に帰国

報告会後、笑顔で記念撮影に納まる研修生ら

 独立行政法人国際協力機構(JICA)は21日、サンパウロ市ニッケイパレスホテルで「2015年度派遣現職教員ボランティア帰国報告会」を開催し、3月に帰国予定の6人がポルトガル語で発表を行った。  清水丈嘉さん(ブラジリア学園)は「授業内容がほとんど決まっていた日本とは違い、ブラジルでは自由に授業を組むことができた」と話し、「授業 ...

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